浄水カートリッジ“ニセモノ” 有名通販サイトで“大量流通” 消費者庁「注意を」(2023年2月2日)
家庭用浄水器の交換用カートリッジで、あたかも「リクシル」が製造・販売しているかのような表示をした模倣品が有名通販サイトで流通していると、消費者庁が注意を呼び掛けました。
■消費者庁「安い物は特に注意」
パッケージもカートリッジも、見た目に大きな違いはなく、どちらが本物か見ただけでは全く分かりません。
ただ、模倣品のパッケージをよく見てみると、「タイプ」となるところが「タイブ」となっています。
去年8月ごろに、通販サイトでリクシルのものだとうたうカートリッジを購入したという女性は、次のように話します。
購入者:「1つ最初に届いたんですが、1週間後くらいになぜかもう1個届いて。それでなんかあれ?って思って調べた。正規のオンラインショップよりも、5000円くらいは安くなっていた」
パッケージの表記をよく見ると、2行目の「カートリッジ」と「インターネット」の「ツ」が、大きくなっているのが分かります。さらに…。
購入者:「ここのシールが正規品だと、ちゃんと真っすぐ合わさるようになっているみたいで。模倣品だと合わない」
その後、女性は通販サイトから返金を受けたといいます。
消費者庁によりますと、これまで具体的な健康被害は確認されていませんが、今後どのような問題が生じるか分からないとして、販売価格が安すぎるものは特に注意し、違和感を覚えたら、すぐに使用を中止するよう注意を呼び掛けています。
(「グッド!モーニング」2023年2月2日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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