トタンにコンテナも…金沢で“竜巻”被害 気温急降下で関東は「師走の寒さ」に(2022年10月24日)
24日は寒気の影響で、大気の状態が不安定となり、雹（ひょう）や突風が各地で観測されたほか、関東では気温が急降下しました。
静岡・焼津市では竜巻のような雲が発生しました。
動画を撮影した人：「突起状のところが渦巻いて、分かる形で伸びてきた。最終的に海面の方からも伸びてくっつき、竜巻になったみたい」
島根県浜田市の港でも、竜巻とみられる小さな突風が発生。海面を持ち上げながら向かってきて、すぐ消えてしまったといいます。
富山県氷見市や北海道広尾町、山口県長門市では、雹が降りました。
23日に金沢で発生した突風の一部について、気象台は24日夜、竜巻と認めました。
一夜明け、被害の状況が明らかになってきました。
被害に遭った人：「そこに置いてあったコンテナが飛んできて、動かすにも人力ではできない」
鉄工所では、屋根が吹き飛びました。
中村鉄工・中村康弘社長：「ぼうぜんというか、何したらいいか分からん」
竜巻で飛ばされたトタンが、屋根に直撃し、瓦が割れる被害も出ました。
金沢市では、建物の被害が20件、車や倒木などの被害が11件、確認されています。
24日は全国的に気温が上がらず、冷え込みました。
東京は日中、23日から11度近く下がり、師走並みの寒さに。
25日も関東では、冷たい雨となりそうです。
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