テレビの国内出荷台数 2年連続の前年割れ 物価高で“買い控え”影響か(2023年1月25日)
薄型テレビの去年の国内出荷台数が、2年連続で前の年を下回りました。物価高に伴う買い控えが影響したとみられます。
JEITA=電子情報技術産業協会によりますと、去年1年間の薄型テレビの国内出荷台数は486万6000台でした。
前の年に比べて9.7%減り、2年連続で前年割れとなりました。
特に年末商戦の12月に出荷が大幅に落ち込んでいて、物価高に伴う消費者の買い控えが影響したとみられます。
サイズ別の出荷台数では50型以上が193万2000台で最も多く、次いで40から49型、30から39型、29型以下となっていますが、いずれも前の年の実績を下回りました。
JEITAは、今年の見通しについて「家電製品への財布のひもが固くなることが懸念され、当面は厳しい状況が続くと思われる」としています。
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