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インフルA型“異なるタイプ”で同時流行…再感染が相次ぐ “喉を撮影”AI判断も【グッド!モーニング】(2023年12月28日)
年末年始も油断しないでください。インフルエンザが流行するなか、一度A型に感染して免疫を獲得したはずが、再びA型に感染するケースが相次いでいます。
■“異なるタイプのA型”が同時流行
子どもがインフルエンザに感染
「熱が高くて40℃台が結構続いて、解熱剤を使ってもなかなか下がりきらなかったんですよね」
全国で猛威を振るうインフルエンザ。今年はA型に2回かかるケースが増えています。
子どもがインフルエンザに感染
「3人いるんですけど、子どもが。最初は11月11日、3人とも(インフルエンザ)A型だった。ちょうど1カ月後ぐらいに、今度は次女からかかって。末っ子が16日土曜日から熱が出始めて、それも(インフルエンザ)Aですね」
異なるタイプのA型が同時に流行しているのです。インフルエンザに感染すると、そのウイルスのタイプに対する免疫はできますが、別のタイプには感染する可能性があります。
いまじょうクリニック 今城眞臣院長
「(インフルエンザに)何回も感染してしまう可能性はあると思う。1回かかったから安心ということは決してない。感染対策をしっかりやっていくのはすごく大事なことかなと思う」
厚生労働省によりますと、インフルエンザの患者数は増加していて、17日までの1週間の報告数は全国で14万7858人。23道県では警報レベルにまで達しています。
■溶連菌感染症 統計開始以来初の警報
一方、この年末、注意が必要なのはインフルエンザだけではありません。溶連菌感染症の患者も増加しています。
主に小学生に流行する感染症で、突然38℃以上の熱が出て舌がイチゴのような見た目になるなどの症状が現れます。
東京都では21日、統計開始以来初めて溶連菌感染症の警報が出されました。
子どもがかかりやすい感染症が流行していることに街の人は…。
3歳・5歳の子どもの親
「大変ですね。仕事もしているので。1回インフルエンザBにかかって、『ああ治った』と思っても、今度(インフルエンザ)Aにかかったり、溶連菌にかかったりで、全然仕事に行けなかったり、周りもしているので。保育園に行かせているので、集団生活をしている以上、防ぎようがないのもあると思う」
■痛くない?“喉の奥を撮影”新たな検査手法
埼玉県草加市にあるクリニック。今、風邪の症状で訪れる人のおよそ半数はインフルエンザ陽性だといいます。今月から、新たな検査手法を取り入れました。
いまじょうクリニック 今城眞臣院長
「周りにインフルエンザの人は特にいないですか?」
患者
「いないです」
今城院長
「一番MAXで38℃ですね。これから検査していきますね」
そういって取り出したのは白い筒状のもの。患者の口の中に入れます。喉の奥を撮影。その後、数十秒で診断結果が出ました。
今城院長
「インフルエンザに特徴的な喉の腫れ方があって。それを機械で判定できる」
問診の情報と喉の写真からAIが総合的に判断し、インフルエンザの診断をサポートします。
患者
「従来のものは結構痛みがあったりとか、しんどいなって思うことが多かったんですけど。今回のものは口を開けて声を出すだけということだったので、かなり楽に感じました」
今城院長
「鼻ぐりぐりすると痛みがあったり、出血したり、くしゃみが出たりとか、そういったことはどうしてもあると思うんですけども。喉をみるだけの検査だと、それほど苦痛もないし、飛沫(ひまつ)も周りに広がらないというのはメリットだと思いますね」
(「グッド!モーニング」2023年12月28日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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