【鎮魂の祈り】「阪神淡路大震災」から28年 6434人犠牲に…灯された「むすぶ」の言葉(2023年1月17日)

【鎮魂の祈り】「阪神淡路大震災」から28年 6434人犠牲に…灯された「むすぶ」の言葉(2023年1月17日)

【鎮魂の祈り】「阪神淡路大震災」から28年 6434人犠牲に…灯された「むすぶ」の言葉(2023年1月17日)

 6434人が犠牲となった阪神淡路大震災から17日で28年を迎えました。神戸市など大きな被害を受けた地域では、犠牲者を追悼するために多くの人が集まりました。

 まだ夜明けを迎える前、公園にともされたのは「むすぶ」の言葉です。竹で作られた灯籠(とうろう)には思い思いの文字がしたためられ、訪れた人々は、その光に向かって手を合わせました。

 1月17日午前5時46分。28年前のこの時、阪神淡路大震災は起きました。阪神地域は最大震度7の揺れに襲われ、約25万棟の住宅が全半壊。6434人の命が奪われました。

 娘(当時16歳)を亡くした女性(70代):「6畳で親子4人いた。何で、あの子だけ亡くなったのか」

 祖父と友人を亡くした女性(40代):「(1月17日が)近付くと夜、眠れなくなるしソワソワするし、ここに来てろうそくに火をともして、明るくなってきて壊れていない街を見たらほっとする。ほっとして日常に戻る」

 被災した母と来た女性(20代):「地震があった時に、こうやって公園とか色んなところで集まって、皆すごく凍えながら、それでも皆と一緒に支え合っていたという話を聞いていたら涙が出てきて」

 むすぶという言葉には、震災を知らない世代にも経験をつないでほしいという思いが込められています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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