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大学共通テストの警備強化 去年は襲撃事件も カンニング対策でスマホ電源一斉にオフ(2023年1月14日)
大学入学共通テストです。去年は会場の1つである東京大学で刃物による襲撃事件があったことから警備が強化されるなか、1日目の試験が行われました。
試験会場が開くのを待ちながら最後の追い込みをかける受験生。
浪人生:「朝起きた時はやっぱり緊張は少なからずあったんですが、焦っている自分に焦ってしまうとそれだけで2人分の焦りで、さらに増えて悪循環になってしまうので、やっぱり焦っている自分を受け入れて、その焦りは1人分にとどめておいて『ああ、もうこれが焦りの限度だな、上限だな』みたいなものを確認してから、普通に顔を洗って歯を磨いて食事を取ってみたいな感じで」
はやる気持ちを隠せない受験生もいれば。
現役生:「ちょっと朝、早かったのでもうちょっと布団にいたかったですね」
本音をのぞかせる受験生も。14日から大学入学共通テストが始まり、全国679の会場でおよそ51万人の受験生が人生の岐路に立ちました。
現役生:「すごく体が熱くて、頑張ろうって思って、いつもより早く起きちゃいましたね」
東京大学では去年、受験生らが刃物で切り付けられる事件が起きたことから各地の試験会場で警備体制が強化されました。また、試験に遅刻できない受験生の弱みに付け込む悪質な犯罪への対策も強化されました。
警視庁目白署生活安全課・木下健一朗課長:「事前にSNS上で痴漢行為をあおるような書き込みが見受けられましたので、駅構内の対策と改札付近の対策も加えております」
目撃した人が「痴漢されていませんか?」などとスマホに表示できる防犯アプリ「デジポリス」の活用を警視庁では呼び掛けています。
北海道では一部地域で雨や雪が降ったものの特に混乱はなく、予定通り試験が始まりました。
現役生:「本当に心臓がおかしくなりそうなんですけど、緊張を味方にして頑張りたいと思います」
試験開始直前にはこんな注意も。
アナウンス:「電子機器類の電源が切られているか確認して下さい」
去年、問題用紙をスマートフォンで写した画像が外部に流出した事件も起きたことから今年は、スマホを机の上に出させて一斉に電源を切る措置が取られました。
今年も徹底されたマスク着用やアルコール消毒などの感染防止対策。新型コロナに感染した受験生などを対象にした追試験は、今月28日と29日に行われます。
受験生:「今、こういうコロナ禍ですごく大変なんですけど、ベストを尽くせるように頑張りたいですね」「(Q.自信のほどは?)バリバリにあります。任せて下さい」
各地の試験会場ではこれまでのところ、特に大きなトラブルは報告されていません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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