中国の出入国者は1日平均49万人 “隔離撤廃”で1.5倍に 当局「交流の拡大を積極的に支持」｜TBS NEWS DIG
ゼロコロナ政策が事実上終了した中国で、入国時の隔離措置が撤廃された今月8日以降、国内や海外に出入りした人がおよそ1.5倍に増えたことが分かりました。
中国政府はゼロコロナ政策の一環で入国者に対し、施設と自宅を合わせて8日間の隔離措置を義務付けていましたが、今月8日にすべて撤廃しました。
中国の出入国管理当局によりますと、隔離措置の撤廃以降、国内や海外に出入りした人は1日平均で49万人でした。措置があった時期と比べて48.9%のプラスで、1.5倍に増加したということです。
また、パスポートや香港などへの通行証を申請した人は135万人で、2倍以上に増えたということです。
当局は「中国と外国の人の交流の拡大を積極的に支持する」と強調。水際対策を強化している日本や韓国を念頭に「中国を標的とした差別的措置を一日も早く廃止することを希望する」としています。
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