7日に都心で初雪?今季一寒さ マイナス25℃“日本一寒い町”で珍しい現象続々(2023年1月6日)

7日に都心で初雪?今季一寒さ マイナス25℃“日本一寒い町”で珍しい現象続々(2023年1月6日)

7日に都心で初雪?今季一寒さ マイナス25℃“日本一寒い町”で珍しい現象続々(2023年1月6日)

 6日の関東は今シーズン一番の冷え込みとなり、東京都心では7日に雪がちらついて初雪の可能性もあります。「日本一寒い町」の北海道陸別町では、最低気温がマイナス25.6℃を記録しました。その寒さで自動販売機が故障、さらには除雪機のエンジンが動かなくなるなど住人の生活に影響が出ています。

 豪雪地帯では、つかの間の晴れ間がのぞきます。各地で今シーズン一番の冷え込みとなった関東の群馬県みなかみ町。85歳の高齢者も屋根に上り、雪下ろしに追われています。

 住民(85):「(Q.雪はずっと降っていた?)毎日だよ。クリスマスから」

 気になるのは都心での初雪です。去年のちょうど同じ日、首都圏では大雪となりました。今月7日にかけては降ってもちらつく程度ということです。

 一方で“日本一寒い町”の人々は、たくましく生きていました。“冷凍庫より寒い町”。想定外の寒さが町を襲います。

 珍しい現象も続々と起きました。

 町は6日も凍てつくような寒さになりました。「日本一寒い町」として知られる北海道陸別町。マイナス25℃の世界では、タオルを水に濡らして数分もすれば、凍ったタオルになりました。シャボン玉も膨らませた途端にシャボン玉が皮のように薄い膜が残り、コンタクトレンズのような感触です。強い寒気で空気が冷やされ、川の水面には毛嵐が立ち込めていました。そんな厳しい冷え込みの日には無風状態になるなどの条件がそろえば、この川で水蒸気が凍って花びらのように見える「フロストフラワー」現象が起こるといいます。

 日本一“しばれる”町での生活は苦労も堪えません。観光客にコテージを貸し出す施設では、毎日こなす除雪作業もマイナス25℃ともなると…。

 スタッフ:「(Q.いかがですか?)もう無理」

 除雪しようにもエンジンが掛かりません。

 スタッフ:「寒さが影響してバッテリーがどうしてもうまく充電されない、動かない。(マイナス)10℃くらいなら掛かるかもしれないが、それ以下になると…」

 結局エンジンは掛からず、その後、バッテリーを交換してようやく動くようになったそうです。

 さらに、町では思わぬ光景が…。男性の除雪道具はスコップではなく、なんと「ハンマー」や「つるはし」といった工具。よく見ると、屋根の雪が氷の塊になっていました。氷を砕く音が町に響きます。

 住民:「雪が降るでしょ、道が温かくなるでしょ、(雪が)溶けるでしょ、また凍るでしょ。このままほっといたら屋根が潰れちゃう」

 さらに、商店では店先の自動販売機が壊れて商品が大変なことになったといいます。

 店長(70代):「ボンボコボンに張れちゃう、膨れちゃって。電源が入っていると気温が氷点下になってもそんなに(自販機の温度が)下がらない」

 寒い日はマイナス30℃以下にもなる気温で炭酸飲料が急激に冷やされ、缶が変形。売り物にならなくなったといいます。寒さと戦う店主は、どのようにして対策しているのでしょうか。家にお邪魔すると…。

 店長:「暖かくないですか」

 エアコンを使わずとも、足元はポカポカです。

 店長:「下がコンクリート。コンクリートの中に配管を全部入れて暖房にしている。不凍液を温めて、コンクリートを全部温めている」

 さらに、窓には工夫が…。

 店長:「窓そのものも2重になっている。これ(表と裏の窓)も別ガラス。2重になっている」

 つまり「三重窓」で、外気を遮断。

 一方、別の家では玄関のドアに断熱材をピタリ。

 住人:「12月に入ってから(貼った)」「(Q.室温違いますか?)違いますね」

 桁外れの寒さを逆手に取った楽しみもあります。広場に水を張って作られたスケートリンク。なかには椅子で滑る子どももいます。町の憩いの場が6日にオープンしました。

 リンクで滑る子ども:「ここに来るの楽しみ。寒かったり暑かったり分かんない…」「(Q.きょうは暑い?)きょうは暑い方じゃないかな」

 人々が悪戦苦闘する寒さ。

 一方で、観光資源でもあります。

 浜田旅館・濱田正志さん:「かまくらです。元旦に4時間かけて掘りました」

 日本一寒い街をうたう町には観光客も訪れます。町内で旅館を営む濱田さんは、凍った豆腐で釘を打つなど寒さ動画をアップして集客につなげています。

 浜田旅館・濱田正志さん:「(Q.あえて寒いから来たいという人は?)いますね、なかには。『どの日が一番寒いですか』と言われるんですけど、皆さん何しているのかなと思ったら、寒いだけで喜ぶんですよ。こんなとこ来たことないみたいな」

 日本海側の雪が一段落した6日。吹雪いた場所もあります。場所は山形県蔵王温泉にあるスキー場で、標高1661メートルにあるロープウェーの駅です。6日午前7時時点ではマイナス11℃。陸別には及びませんが、風と雪の強さはそれ以上です。山だけに、天候はめまぐるしく変わります。晴れ間が見え、絶景が見えてきました。松の木に氷や雪の粒が付着してできる「樹氷」。常に風向きが一定など、特殊な気象条件がそろう蔵王ならではの絶景です。大自然が生み出す圧倒的な造形美。海外の人々も驚きます。

 スイス人観光客:「これは特別ですね。スイスでは雪は降るけどここまでは積もらない。美しい形です」

 アメリカ人観光客:「とても素晴らしい。とても美しい。温泉も素晴らしい」

 例年、ピークを迎えるころは仕上がりを見せる樹氷。今年はこの時期にしては早く、すでに7割ほど出来上がっているそうです。

 地蔵山頂駅・加藤佑介助役:「厳しい寒波なので樹氷の成長としてはすごく良い状態。雪周りの太さが2メートルになってきているので順調に成長していると思います」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事