1959年“修学旅行専用”国鉄155系「ひので号」お披露目、大勢乗せていざ出発(2023年1月1日)
国鉄155系「ひので号」です。
「修学旅行」という表示の通り、「修学旅行専用」の電車です。
頑丈な荷物置き場。
折り畳み式のものなど、車内のいたるところにテーブルが据え付けてあったり、洗面台を増やしたりと、長い時間旅をする子どもたちが使いやすいよう色んな工夫されています。
カーテンを吊るして仕切ることもできるようです。
この映像は1959年3月に列車がお披露目された時に、東京駅で撮影されました。
運転席も公開されたんですね。
車両は急行用の「153系」をもとに作られ、外観にさほど違いはありませんが、一般の電車とは違うオレンジと黄色で塗られていました。
4月27日の品川駅高輪口です。
いよいよ「ひので号」が大勢の修学旅行生を乗せて出発します。
贈られたバットは「国鉄スワローズ」の選手のもの。
「サボ」と呼ばれる表示板には、学校名が。
子どもを大勢乗せられるよう、通常一列に2人掛けの席を2つのところを、3人掛けと2人掛けの席を配置しています。
テープカットとともに出発です!
高速道路の整備が進んでいない中、修学旅行が当たり前になり、古い車両で一度に生徒が移動していた状況を改善するため、専用電車が作られました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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