ホタテの貝殻を利用したヘルメット 強度高まり頭を守る CO2排出5割減で地球も守る(2022年12月28日)

ホタテの貝殻を利用したヘルメット 強度高まり頭を守る CO2排出5割減で地球も守る(2022年12月28日)

ホタテの貝殻を利用したヘルメット 強度高まり頭を守る CO2排出5割減で地球も守る(2022年12月28日)

 通常は廃棄されるホタテの貝殻を有効利用したヘルメット、その名も「ホタメット」が開発されました。

 「ホタメット」は、ホタテの貝殻を使ったヘルメットで材質と形状によって強度が高まり、耐久性は通常のものを30%以上、上回るということです。

 製造の過程で新品のプラスチックだけを使った場合に比べ、CO2の排出量を5割ほど削減できるそうです。

 原料の貝殻は、国内最大級のホタテの水揚げ量を誇る北海道猿払村で調達しています。

 この村がある宗谷地方では、ホタテを加工する際に年間およそ4万トンもの貝殻を廃棄していました。

 そこに着目した大阪のメーカーが村と協力し、廃棄された貝殻とリサイクルプラスチックを組み合わせた新素材を開発したということです。

 甲子化学工業企画開発部・南原徹也さん:「プラスチックの今後の在り方について、もっとリサイクルして賢く活用していく道もあるんじゃないか。そういった提案もしたいと思う」

 新素材を使った「ホタメット」は来年3月、発売の予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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