雪下ろし中に転落、2人が心肺停止 住民怒り!全面復旧のはずが…いまも停電(2022年12月27日)
大雪の後は、解けだした雪の影響が広がっています。屋根の雪下ろしをしていた男性2人が落雪に巻き込まれ、心肺停止状態で病院に搬送されました。このうち一人の死亡が確認されています。
北関東は記録的な積雪です。平年の積雪量の1.6倍となった群馬県みなかみ町。水道はまるごと凍っています。26日から気温は3度ほど上昇。雪が解け、危険な状況です。屋根の雪を撮影中にも、カメラの前で落雪が起きました。
北海道では、雪下ろし中に転落。男性2人が心肺停止の状態で搬送され、1人が死亡しました。
暖かさは、雪かきも“過酷”にしています。雪が解け、重くなっていました。
みなかみ町にある温泉宿。オーナー手作りの囲炉裏で芯から暖まれます。ただ、露天風呂は雪との戦いです。
清流の宿たむらオーナー・田村今朝雄さん:「42℃になるよう絶えず見ている。風が吹くと雪がお湯の中に入るので、すぐ冷えてしまう」
3年ぶり行動制限のない年末年始。本来なら正月の準備に追われるはずの宿に雪が迫っています。
清流の宿たむら女将・田村妙恵さん:「窓ガラスも強化ガラスなんですが危ない。ここまで一気に降るのは珍しい」
藤原地区では24日の朝、積雪はありませんでしたが、わずか2日で79センチとなりました。
“クリスマス寒波”が過ぎ去った新潟。住民が怒っていました。
停電が続く住民:「(全戸復旧と発表があったが)これはおかしいですね。間違いですね。誤った情報ですね。10日目ですね」
27日、電力会社が「すべて停電が復旧した」と発表したはず。一体なぜ。取材班は新潟県佐渡市に入りました。およそ12世帯が暮らす猿八地区。電力会社は27日、停電はすべて復旧したと発表しました。
ところが、猿八地区の多くはまだ電気やインターネットがきていません。電力会社から小型発電機が届いたのは26日のこと。
停電が続く住民:「(小型発電機は)4時間くらいで切れてしまう。(まきストーブを)非常用に備えておいたんですけど、今回これが役立ちました」
なぜ、電気が復旧しないのでしょうか。電力会社によると、メインの高圧線は復旧したものの、枝分かれする引き込み線によってはまだ電気がきていないそうです。
停電が続く住民:「色んな電力会社から応援に来てるのは分かっているが、ちょっと10日は長い」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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