再び寒気で“ドカ雪”「家ごとカマクラみたい」酸ケ湯4m迫る「閉じ込められ死ぬかと」(2023年1月30日)
日本列島に“再び”寒気が流れ込んだこの週末。北陸や北日本を中心に、厳しい寒さとなりました。
■「家ごとカマクラみたい」車庫も埋まる
運転手：「急に雪が降り出して、すぐ真っ白になって、前が全く見えない状況に。降り出すと、一気に積もるって感覚。今年の雪は」
大粒の雪で、視界が遮られるなかでの除雪作業。新潟県では、8シーズンぶりに1月の積雪の深さが3メートルを超えました。
降っては降ってはずんずん積もる。そんな天気に、住民も気の休まる時がありません。
住民：「晴れ間がないよ。ずっと降ってる。だから、雪のやり場がなくなってきた」
雪は住宅の2階に迫っていました。
住民：「こんな感じです。積もった雪と落下した雪で、家ごとカマクラみたいな状況」
車庫も雪で埋まってしまい、車を出すことができません。
住民：「けさまで、これくらいだったのが、もうこんなになっている」
■酸ケ湯で4m迫る「閉じ込められ死ぬかと」
積雪が今季全国一番の373センチとなった青森県・酸ケ湯。先月と比べると、家の1階部分が見えなくなるほどの豪雪となりました。
酸ケ湯温泉旅館 大西卓爾さん：「けさ起きて、旅館の正面玄関を除雪しますが、閉じ込められて死んじゃうんじゃないかと思うくらい積もっていました」
■交通も混乱…全国で“列車運休”相次ぐ
交通の混乱は、29日も続きました。
福井と京都を結ぶJR小浜線は一時運転をとりやめるなど、全国で列車の運休が相次ぎました。
雪で凍り固まったでこぼこ道を、車がゆっくりと走っていきます。
■石川で1万世帯が断水「風呂入れず」
水道管の凍結や破裂が相次ぎ、一時、およそ1万1千世帯が断水した石川県。
断水は、段階的に解消されましたが、29日も、給水所には多くの人が集まりました。
住民：「（Q.断水が続いている？）きょうで3日目とか。お風呂は入っていない」
29日午後1時時点で、およそ9700世帯で断水が続いていました。
北陸や北日本では30日も、雪や風が強まる見込みで、警戒が強まっています。
（「グッド！モーニング」2023年1月30日放送分より）
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