“検査キット”宅配依頼が急増 進化する「自転車デリバリー」【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年1月26日)

“検査キット”宅配依頼が急増 進化する「自転車デリバリー」【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年1月26日)

“検査キット”宅配依頼が急増 進化する「自転車デリバリー」【羽鳥慎一 モーニングショー】(2022年1月26日)

 東京・渋谷スクランブル交差点で、これまで見たことがない数字が写し出されました。

 「東京の新規感染者 1万2813人」

 さらに、30の都府県で過去最多を更新し、全国で初めて6万人を超えました。

 感染が拡がり、飲食店で時短や人数制限などの措置が取られるなか、競争が激化する新たな宅配サービスに注目。“ある依頼”が殺到していました。

■ウーバー日用品も配達 30分以内で

 東京・日本橋の一角。ビルの1階へ入っていくと、倉庫のように、天井まで陳列された商品の数々があります。

 ウーバーイーツが先月から始めた、飲食店の料理ではなく、日用品や食品を配達するサービス。その数およそ1100種類です。

 次々と入る注文。スタッフが忙しなく商品を集めて回ります。営業は、朝7時から深夜0時まで。対象エリアに30分以内で商品を届けるといいます。

 注文内容も様々です。カップ麺であふれたカゴもあれば、野菜やキノコ類などの食材。また、ラップやハンドタオル、ゴミ袋などを注文する客もいます。

 会員制大型スーパー「コストコ」の商品も、単品で注文することができます。

 ウーバーイーツジャパン新規事業部門・野村佳史さん:「30分以内に幅広い商品が買えることが、非常に好評を頂いていると思っていて、さらに拡大していきたい」

■宅配スーパー“検査キット”注文殺到

 コロナ禍で競争が激化する宅配サービス。去年、東京・目黒区にオープンした宅配専門のスーパーでは、ある現象が起きていました。

 宅配スーパー「OniGO」・梅下直也代表取締役:「最近、非常によく出るのが、“抗原検査キット”」

 宅配サービスで簡易の検査キットを求める客が、今週に入ってから急増。今後さらに6000個以上を入荷する予定だといいます。

 早速、注文が入り、次々とカゴに入れられていくキット。その数10個。他にも、不織布マスクやお米などの注文がありました。

 「10分以内の配達」をウリにしているこのスーパー。注文が入ってから、配達までの時間を計測しました。

 すぐに出発し客先へと向かう配達員。配達エリアは、半径1キロ圏内が対象です。注文した客の家に到着した時点で、注文から7分半でした。

 さらに、取材を続けると、簡易キットの依頼が後を絶ちませんでした。

 夕食どきになると、注文がピークに。配達用のカバンを増やして対応する配達員もいます。数時間前には、注文がなく待機していた配達員たちが、すべて出払ってしまいました。

 宅配スーパーを利用する40代主婦:「ちょうどなかったもの、みりんと卵が欲しかったので。それにプラスして色々買いました。配達がすごく、びっくりするほど早かったので、それはありがたい」

 宅配スーパーを利用する30代会社員:「今後、緊急事態宣言とか、まん延防止だとかなれば、在宅が中心になってくるでしょうし。(宅配は)楽ですしね。人と接触するのが減るので」

■PCR検査機関 試薬不足で検体山積み

 オミクロン株による感染が急速に進むなか、東京都などから委託を受けるPCR検査機関では、医療機関から届いた唾液検体が、山積みになっていました。

 今月初めは一日500件ほどでしたが、今では6倍のおよそ3000件です。

 東京PCR衛生検査所・植島幹九郎所長:「陽性率も40%から50%くらいに上がってきています。検査員は130名ほどで、24時間体制で検査しているが、日々面接、日々研修して、人員を増やしています」

 横浜市内のPCR検査機関では、唾液検体からウイルスを検出する検査を行っています。過去にないほどの検体が集まっているということで、検査員の人たちが対応に追われています。

 取材中にも大量の検体が運び込まれ、スタッフがすぐに開封しています。

 SSダナフォーム衛生検査所・野口朋子取締役:「一日に8回ほど届きまして」「(Q.どんどん、さばいていかないと、追い付かない?)そうですね」

 検体を1本1本、手作業で検査へ回していきます。この会社では、検査に必要な「試薬」も製造。しかし、その材料が不足してきているといいます。

 ダナフォーム・竹上雄治郎社長:「今後、さらに(感染拡大)となると、今は検査も何とか追い付いていますが、検査を受けられない人があふれてきてしまうのではないか」

■夜のPCRセンター 閉店時間後も・・・

 25日、感染者が過去最多となった東京。新宿にあるPCR検査センターの前には、夜になっても人だかりができていました。

 建物の外まで列が続き、営業時間を過ぎても、検査を受ける人の姿がありました。

 「まん延防止等重点措置」は、27日から全国34の都道府県に拡大します。

 会社員(30代):「(まん延防止措置は)あまり意味ないんじゃないかな」
 主婦(30代):「人出が結構あるので。感染力も強いですし、人流を止めない限り、感染者は増えていってしまうのかな。『どこで感染したか、分からず陽性になってしまった』という声を聞くので。いつ自分がかかっても、おかしくないとは感じています」

■大阪“訪問診療”依頼が殺到

 新たに適用が決まった大阪府の吉村洋文知事は25日、「何とか、この感染の山を抑えていく必要があります。病床の使用率も、今後さらに上がっていくことが予想されます」と話しました。

 25日は過去最多、8600人を超える感染が確認されました。

 大阪で訪問診療を行う医師のチームには、連日依頼が入ってきます。

 25日に訪れたのは、80代女性の自宅。介護ヘルパーの陽性が判明し、女性も熱やせきなどの症状が出ていました。

 医師:「やっぱり熱があって。息しんどいですか?」
 患者:「息しんどくない」
 医師:「もしコロナやったら、今の状況やったら、入院せなあかん。そういう手配もしていきますので」

 検査の結果、女性と夫の陽性が確認されました。

 葛西医院・小林正宣院長:「重症化率が低いのも一つの特徴なんですが、イコール症状が軽いわけではなくて。40度超える高熱が続く方とか、対応可能な件数を超えての依頼が、ずっと続いているという状況ですね」

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2022年1月26日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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