ビル火災訓練『避難経路1つしかない』を想定 北新地放火で救助にあたった隊員も参加(2022年12月22日)
大阪・北新地のクリニック放火殺人事件を教訓に、ビル火災を想定した大規模訓練が行われました。
去年12月、大阪・北新地の心療内科クリニックが放火され、26人が犠牲になりました。大阪市消防局は今年12月22日、事件と同じ避難経路が1つしかないビルで火災が起き20人以上が逃げ遅れたという想定で、消防車両25台を使った訓練を行いました。
実際の状況に近づけるため、隊員らに訓練内容は明かさずに実施。緊迫した場面が続きました。事件当時、北新地の現場で救助にあたった隊員も参加し、救出した人への心肺蘇生やトリアージの訓練も行われました。
(大阪消防局 片山雅義警防部長)
「こういった災害は10年に1度、20年に1度という頻度で起きますので。日々の訓練を重ねる。これからも取り組んでまいりたい」
大阪市内には避難経路が1つしかないビルが約5500か所確認されていて、大阪市消防局はそうした場所で働く人を対象にした避難指導も進めています。
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