東京の病床使用率50%は「29日」 名工大教授が試算(2022年1月25日)
東京都が緊急事態宣言を検討する指標「病床使用率50%」を今週末には超えると、名古屋工業大学の平田教授が試算しました。来月上旬にかけて感染がピークを迎え、減少に向かうと予測しています。
名古屋工業大学の平田晃正教授は、オミクロン株が拡大する東京都の病床使用率と入院患者数を試算しました。
東京都では、病床使用率が50%になった段階で国に緊急事態宣言を要請することを検討するとしていて、試算では29日に到達します。
入院患者数は、来月10日ごろに、およそ4500人と最も多くなり、第5波のピーク並みになると予測しています。
名古屋工業大・平田晃正教授:「病床の逼迫(ひっぱく)度となると使用率は60-70%で第5波に比べると小さい値となります。これは第5波以降、病床を準備した効果の表れだと言えます。ワクチンの2回接種の効果に加えて自然免疫の獲得により(感染が)ピークアウトする可能性があります。1月の終わりから2月上旬にかけてではないかと考えている」
平田教授は「追加接種が順調に進めば、ピークアウト後の下降の速度が早くなる」と指摘しています。
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