米軍岩国基地の海兵隊員 “盗んだ車”で事故か…事件解決に障壁「日米地位協定」(2022年12月13日)

米軍岩国基地の海兵隊員 “盗んだ車”で事故か…事件解決に障壁「日米地位協定」(2022年12月13日)

米軍岩国基地の海兵隊員 “盗んだ車”で事故か…事件解決に障壁「日米地位協定」(2022年12月13日)

 今月3日、山口県内にある自動車販売店の敷地内に設置された防犯カメラの映像です。

 午前6時すぎ、外国人とみられる男がうろついているのが確認できます。

 車をのぞいたり、椅子に座ったりしながら、敷地内を歩き回った後、店の入り口で立ち止まった男は、ドアを足で蹴って破壊し、店内へ侵入していきました。

 男は店内から車のカギを取ったとみられ、敷地内に止められていた車を持ち去っていきました。盗まれた車は、店の従業員の私物でした。

 車を盗まれた原田順一さん:「警察の方から『事故しているけど、誰かに車を貸したか』と(電話があった)。事故していて、盗まれたことが分かった」

 男は車を盗んだ後、現場付近で事故を起こし、車を乗り捨て逃走しました。

 警察の捜査によって、車を盗んだのは、アメリカ軍岩国基地の海兵隊員であることが分かりましたが…。

 原田さん:「『日米なんとか協定』があるので、ちょっと時間がかかりそうですということだった」

 事件の解決に立ちふさがっているのが「日米地位協定」。

 今回は男が基地に戻った後に事件が発覚したため、日本の警察はすぐに身柄を押さえられず、現在は憲兵隊が取り調べを行っているということです。

(「グッド!モーニング」2022年12月13日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事