辺野古移設「着実に工事を進める」 松野官房長官(2022年12月4日)
沖縄県を訪れている松野官房長官は、アメリカ軍普天間基地の辺野古への移設について、計画通り工事を進める考えを改めて強調しました。
松野官房長官:「政府としては辺野古移設が唯一の解決策であるという方針に基づき、着実に工事を進めていくことが普天間飛行場の一日も早い全面返還を実現し、その危険性を除去することにつながると考えています」
3日から沖縄県を訪れている松野長官は、那覇市、浦添市、宜野湾市の市長とそれぞれ会談し、基地負担の軽減や沖縄の振興などを巡り意見交換しました。
普天間飛行場が立地する宜野湾市が辺野古移設に向けた政府、県、市の実務者協議を開くことを求めたのに対し、松野長官は、来年1月から2月に開催する考えを示しました。
また、普天間基地周辺で人体に有害な可能性のある有機フッ素化合物=PFOSなどが検出されていることから、政府として、年明けに専門家会議を設ける方針を明らかにしました。
辺野古への移設工事を進める根拠になっている国の裁決を取り消すよう沖縄県が求めている裁判では、最高裁判所が弁論を開かず今週8日に判決を言い渡すことを決め、県の敗訴が確定する見通しです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く