丸紅 ロシア事業縮小へ サハリン1「撤退したい気持ちはある」(2022年5月6日)
大手商社の丸紅はロシア事業を縮小する方針を明らかにしました。石油・天然ガス開発事業「サハリン1」については政府の方針を受け継続しますが、柿木社長は「撤退したい気持ちはある」と述べました。
丸紅・柿木真澄社長:「エネルギーに関する新規のビジネスをロシアでやるということはまず頭の中から全く消え去っていると」
丸紅は6日、ロシア事業の新たな投資を停止し、既存の取引も可能な限り解約する方針を明らかにしました。
2021年度の決算ではロシア国債の格付け低下などでロシア事業の資産価値が126億円減少しました。
このうちのほとんどを石油・天然ガス開発事業「サハリン1」が占めています。
出資するサハリン1について柿木社長は政府の方針を受け、継続する考えを示す一方で「撤退したい気持ちはある」と述べました。
また、リース事業ではロシア向けの航空機が没収される可能性があるなどとして、134億円を減損処理しています。
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