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デモ激化で? “ゼロコロナ”方針転換か 「新たな局面迎えた」中国政府が専門家会合(2022年12月1日)
政権にも矛先が向かったゼロコロナ政策への大規模な抗議デモがきっかけということになるのでしょうか。中国で国民の不満が高まるなか、厳しい感染対策を緩和させる動きが浮上しています。
韓国。
デモをしている人:「私たちは言論の自由がほしい。民主主義と自由がほしい」
ドイツ。
デモをしている人:「習近平、退陣。共産党、退陣」
そして東京でも…。
デモをしている人:「国賊、習近平、退陣」
デモに参加した女性:「抗議に参加したのは私が上海出身で上海で多くの人が抗議に加わり逮捕されているからです。彼らを助けたいんです」
中国での反政府デモに共鳴し、抗議の声は世界各地で連鎖的に広がり続けています。
デモに参加した男性:「共産党と独裁者の習近平に苦しめられている中国人を代弁できるのは私たちだと思っています」
立ち上がっているのは各国に住む在外中国人たちです。
在外中国人:「中国本土での抗議はすごくリスキーです。勇敢な抗議者たちは中国本土で非常に恐ろしい状況に直面しています。拘束され拷問され殴られ非人道的に扱われています」
一方、中国本土では当局が警戒態勢を強化し、抗議活動を抑え込んでいます。
今回のデモの発端は、新疆ウイグル自治区ウルムチのマンションで起きた火災です。
8月から続くコロナ対策のロックダウンで避難が遅れ、死者が増えたとの声が上がったのです。
実は中国では先月上旬、封鎖や隔離などコロナ対策の緩和を発表していました。
ただその一方、確認される感染者数は連日、過去最多を更新。
現場では緩和が実施されないケースもあり、混乱も生じているのです。
このエリア、数人の感染者が出たことから3日間、一帯を封鎖することになっていました。しかし…。
住民が激しく抗議した結果、一帯の封鎖は解除されました。
男性:「そもそもやり過ぎなんですよ、仕事にも行けないし外にも出られない。ここに住んでいる住民は皆不満を持っています。生きていけないですからね」
政府のコロナ対策を担当する孫春蘭副首相は先月30日、専門家との会合を開催。
国営・新華社通信によると、「コロナ対策は新たな局面、新たな任務を迎えた」との見解を示しました。
今回の大規模デモを招いた「ゼロコロナ対策」が方向転換をする可能性があります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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