【見納め】“駆け込み紅葉”に外国人「ナイス!」…各地で気温上昇 次は寒気襲来!?(2022年11月29日)
全国的に大気が不安定で各地で気象警報が発表され、関東を中心に雨や風が強まる恐れがあります。その雨が降る前に「駆け込み」で需要が高まっていたのが紅葉狩りです。
観光客:「できるだけ(雨が)降らないうちに楽しもうと」「来る途中きれいな紅葉もあって、まだまだ遅くなかった」
埼玉県神川町の紅葉の名所「城峯公園」。わずかに残る色付いた木々。足元には落ち葉のじゅうたんと紅葉もそろそろ終盤を迎えていますが、晩秋にはもう1つのお楽しみがあります。
通りをピンクに染めるのは秋から冬にかけて咲く珍しい桜「冬桜」です。日が暮れるとライトアップされ、600本の桜が夜の公園に浮かび上がります。
「紅葉」と「冬桜」。このコラボもまもなく見納めとあり、平日にもかかわらず多くの人でにぎわっていました。
観光客:「今年は暖かいから、まだ紅葉が残っている。コントラスト。桜があると良い。心が和むというか、良いですね」「駆け込み紅葉」「桜と赤が一緒ってあんまりない。ここに来て良かった」
一方、東京の紅葉スポットにも駆け込み客が…。
東京・文京区にある国の特別名勝「六義園」。江戸時代から続く芸術的な庭園を散策しながら、赤や黄色に色付いた木々が楽しめます。
利用客:「予想もしていないくらい、すごくきれいだった。東京にもこんなにきれいな所があるんだなって思って」
熱心に撮影するのはアメリカから来た男性。
アメリカから来た人:「紅葉が大好きで、ここは東京のなかで美しい景観を大切にしている。すべてが美しくまとまり、手入れの行き届いている庭園の1つ」
外国人観光客も紅葉を満喫。
スロバキアからから来た人:「とても美しい。紅葉と日本庭園を見に来た。スロバキアはもう寒いと思う。雪や雨が降る時があるので、東京は暖かい」
東京都心は日中の気温が5日ぶりに20℃を超えました。でも、常夏の国から来た観光客は…。
マレーシアからから来た人:「寒いです。マレーシアよりは寒い」「(Q.紅葉はどう?)ナイス!」
ポカポカな陽気に包まれたのは東京だけではありません。
金沢市では最高気温が24.6℃を観測。9月下旬並みとなりました。
観光客:「暑いです、思ったより」「結構、厚手のコート持って来たが1回も着ていないですね」「思っていた以上に暑いので半袖でも良かったなと思っていて」「(Q.さらにお子さんを抱えていると暑い?)さらに暑いです。体温高いので」
平年に比べて気温が高くなった理由が日本付近を発達しながら通過している2つの低気圧です。この影響で南から暖かい空気が流れ込み、気温が高くなる場所が続出したのです。
富山市では風が吹き荒れる一方で、気温が23℃まで上昇。シャツの袖をまくったり、半袖姿の人もちらほら…。
さらに北海道では季節外れの暑さが続き、スキー場に異変が…。11月下旬になっても肝心の雪がありません。でも、スタッフは前を向いていました。
札幌国際スキー場営業部・竹中淳統括マネージャー:「あすから寒気が入って雪の降る予報も出ているので、そこに期待して12月、早い段階でのオープンを目指しています」
30日は全国的に気温が大幅に下がり、北日本の日本海側では大雪となる恐れがあります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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