【フル動画】「コスタリカはこの試合にかけてくる。覚悟して試合に臨まなければ」森保一監督 遠藤航選手 会見 FIFAワールドカップ カタール (2022年11月27日)
FIFAワールドカップカタール2022。初戦で強豪ドイツ代表を相手に逆転勝利し、グループリーグ突破に弾みをつけた日本代表。きょう27日(日)午後7時に行われるコスタリカ戦を前日に控えた森保一監督とMF遠藤航選手が公式会見に出席し、試合への意気込みを語りました。
Q: 監督、キャプテンから一言ずつ
森保監督:明日のコスタリカ戦に向けても、ドイツ戦後の3日間も、我々にできる良い準備はしてこれたと思いますので、明日の試合に向けても選手たちにはチーム一丸となって、粘り強く最後まで戦い抜くということ、勝利を目指してアグレッシブとそして我慢強さを持ち合わせて、戦っていってほしいなという風に思っています。またドイツ戦でも非常に多くのサポーター日本国民の皆さんから応援していただいて、我々勝利することができました。
勝利を非常に喜んでいただけているんだという情報を見ていますのでこのコスタリカ戦も勝利して日本国民の皆さんに喜んでいただけるようにベストを尽くして戦いたいと思います。
遠藤:非常に大事な試合になると思ってます。ドイツ戦同様非常にタフで厳しい戦いになると思いますけど、チーム一丸となってしっかり戦って勝ち点3を取れるように頑張っていきたいなというふうに思います。
Q:コスタリカ戦どういうプランで戦うのか、中3日を考えた選手起用をするのか
森保監督:まずコスタリカは非常に身体能力の高い選手も多いですし、組織としてもタフに戦えるチームだということをこれまでの彼らのスカウティングをした上で力のあるチームだと思っています。
ワールドカップの初戦では0-7という大敗をしましたが、だからこそコスタリカがこの我々との戦いにかけてくるということ、そして敗戦の後のリバウンドメンタリティとしても非常に強い気持ちを持って我々に対して戦いを挑んでくると思いますので、我々がまず自分たちのやるべきことをしっかりやるということと、コスタリカは非常にこの試合にかけてくるということを覚悟して試合に臨まなければいけないと思います。我々にとっても非常に重要なこの第2戦ですので、コスタリカがどういう戦いを仕掛けてくるかはまだまだわかりませんが、彼らは勝ちにくるという部分、前から来てもこれまで通りしっかり守備を固めて、戦いを挑んできたにしても、我々がその状況に対応して最終的に試合をものにできればと思っております。
選手起用については、まずは明日のベストということで選手起用を考えていますし、1試合目の疲労等々もちろん考慮しながら明日のメンバーを組んでいきたいと思います。メンバーに関しては明日また試合前の発表を楽しみにしていただけたらと思います。
Q:ドイツに勝利し迎えた第2戦、精神面でそれぞれの目線で必要になること、重要なこととは
森保監督:まずはワールドカップの初戦でドイツというワールドカップのチャンピオンにもなったこともある世界のトップオブトップの強豪に勝てたということは日本のサッカーの成長であり、素晴らしい選手たちが戦ってくれたということで誇りに思える結果が出せたかなという風に思いますが、ドイツ戦での勝利は明日のコスタリカ戦での勝利を約束してくれるものではありませんので、そしてまた対戦相手も違って、戦い方もしっかり整理しなければこのコスタリカ戦というところはものにできないと思いますので、過去のことを成果であり課題でありこれまで通りしっかり次の明日のコスタリカ戦に気持ちを切り替えて生かすことが大切かなと思っています。
ドイツに関しては隣の(遠藤)航もいまブンデスで厳しい環境の中でもまれて非常に選手として成長しているということ、今回も8人の選手がドイツでプレーしていてドイツのサッカーには選手の成長に貢献していただいてるということ、そして過去の歴史の中でもクラマーさんをはじめとする多くの指導者の方々、たくさんの素晴らしい選手が日本のサッカーの成長に貢献してくださったということを感謝しながら、そしてまだまだ彼らにも学びながら日本がより世界で戦っていける日本らしいサッカーを構築できるために学びながら成長していかなければならないと思っています。
遠藤:個人的な気持ち的なところでいうと何も決まっていないという気持ちが強くてワールドカップ前からドイツ勝っても負けてたとしても2戦目は非常に大事になるというの個人的にずっと予想してて、まあ実際勝ってコスタリカは負けましたけど、相手はもう後がない状況で自分たち何が何でも勝ち点3を取らないといけない状況でくると思いますし。自分たちはもちろんまた次も同様勝ちにいかなければならないというかまだグループステージ突破が決まっているわけではないので、チーム全体としてもそうですし個人としても気を引き締めて臨まないといけない状況なのかなというふうに思います。
Q:コスタリカの選手で注目している選手はいますか
森保監督:そうですね、世界的にも有名なナバス選手がいますし、非常にコスタリカは強固な守備を持ち味とする強豪だと思っています。フィールドの選手も良い選手がたくさんいますし、名前を挙げると明日選手が調子良くなって困るので、ここは控えさせていただきますが、我々も勝つために戦いますので、ナバス選手が守るゴールをこじ開けられるように戦っていければなと思っています。
遠藤:僕はあのポジション的には守備的なミッドフィルダーなので前線のその速い選手、ウインガーの選手たちはすごく警戒しなきゃいけないですし、トップ下もちろん前の選手含めしっかり守れるような準備をしていきたいなと思っています。
Q:(森保監督に向けて)ここまでグループステージで連勝して突破というのがないが勝つつもりでいるか
(遠藤選手に向けて)1戦目を終えて疲労感や脳震盪の影響、2戦目へのコンディションは
森保監督:明日の試合は非常に重要な試合ですし、それは我々にとっても相手にとっても重要な試合で、強豪のコスタリカと、コスタリカはこれまでもワールドカップでベスト8を経験している非常に強豪国だということと、この第一戦を踏まえたうえで、非常に難しい試合厳しい試合になることを覚悟して臨まなければいけないと思います。
我々のスタンスとしては目の前の一戦に、最善の準備をする、そしてその試合で自分たちの力を出し切ってベストを尽くして戦い抜くということをこれまでもやってきましたし、ワールドカップの初戦でも選手たちはその戦い方を見せてくれました。次の明日のコスタリカ戦も我々は今持っているものをすべてぶつけられるように準備して戦いたいと思います。
連勝に関してはすべて連勝がどうこうではなくて、勝つために戦いたいという気持ちを強く持って試合に臨みたいという風に思います。
遠藤:脳震盪に関しては特に問題ありません。コンディションに関してはドイツ戦は少し試合から離れていたんで今回は中3日で連戦になりますけど、個人的な感覚としてはよりコンディションは良く、明日の試合に挑めるのかなと思います。
Q:ドイツ戦での選手起用は以前と比べてどう変えたのか。選手の起用法を変えて結果が出た次戦は選手起用が難しいといわれるがどう意識しているか
森保監督:前の試合からこのコスタリカ戦での選手起用に関してまず軸となるところは、我々が勝利するためにベストなメンバーを選ぶということと、試合の中で状況に応じて選手の交代策を考えるということに軸に変わりはないというふうに思いますし、選手を選ぶということに関しては、先発は常に良い選手が26人そろっているので難しいということが言えると思いますし、交代策に関しては状況に応じて我々には素晴らしい選手たちがベンチに準備してくれていますので、その状況に合わせて最適と思える交代策を考えていくだけかなというふうに思います。
明日の試合もスタートの選手、そしてベンチから試合の途中にピッチに入ってきてくれる選手も含めてチーム一丸となって試合をものにできればなと思っています。
Q:選手がドイツ戦の結果を忘れ、もう一度地に足をつけてやることは難しいと思うか
森保監督:難しいことではないと思っています。ドイツ戦の勝利に関しても、隣の遠藤航も含めて、今の日本代表の選手たちはプレミアリーグでもプレーしていますしブンデスリーガでもプレーしている。ヨーロッパのサッカー強国の中で普段から助っ人外国人としてプレーをしているので、選手たちにとって何も驚きはなかったのかなというふうに思っています。
歴史上のことを言えばもちろん驚きであり、歴史的な我々の勝利だったというようなことを言えると思いますが、選手にとっては良い準備をした結果の勝利だと自然に思っているところかなというふうに思っています。
そしてメンタルの切り替えに関しても、先ほどもインタビューの中で話しましたが、遠藤航も話してくれていましたが、次の一戦が大事だということで、ドイツ戦からこのコスタリカ戦に向けてはもう気持ちは切り替わっていて、過去をすべて次のコスタリカ戦に生かすということで選手たちは落ち着いてコスタリカ戦に向かってくれていると思います。
Q:一次リーグ突破を考えた上で、得失点差に関して選手たちに伝えることはあるのか
森保監督:ミーティング等で話していることは、コスタリカの今の状況を我々に対してどういうモチベーションであったり、戦い方を仕掛けてくるかということは私もミーティングの中で話していますし、その前に選手たちがそれぞれで話をしてくれて情報を共有してくれている中、得失点差というよりも、まずは我々が落ち着いて相手が前から仕掛けてきたにしてもこれまで同様の戦い方をするにしても、まずは良い守備をして良い攻撃を仕掛けていくというところを落ち着いてやれればなと思っています。
得失点差というよりも、我々が明日の試合どうやって勝っていくかということ、厳しい戦いを覚悟して戦いに臨むということが大切かなと思っていますし、したたかに状況に応じて相手を上回っていけるようにという、明日の試合をものにすることにフォーカスした方がいいかなというふうに思っています。
Q:東京五輪で中2日での連戦を経験しているが、今回の中3日はどうか
遠藤:もちろん中2日と中3日では大きな違いはありますけど、やはりワールドカップという舞台でいろんな緊張感だったりというのはあるし、もちろん中3日だとしてもずっとプレーし続けるというのは、すごくタフになるというのは個人的には思っている。
ただ自分のスタンスとしては常にこういうワールドカップという子供のころから夢見ていた舞台で、常にプレーし続けたいというスタンスではいるし、そこはいろんな結果によっては変わるかもしれないですけど、個人的なスタンスとしてはオリンピック同様、戦い続けるというところをとにかく意識してやっていきたい。
Q:ドイツ戦後に選手やファンがそれぞれロッカールームやスタジアムを綺麗にして帰ったと各国で報道されている
森保監督:日本人にとっては当たり前のことかなというふうに思っていますし、私自身が育成年代の時であったり、社会人としてもいろいろな方々から教育を受けたところで言いますと、帰るときは来た時よりも美しくということは教えられてきたので、その言葉がすべての日本人に当てはまるかどうかは分かりませんが、日本の文化としては自分たちが使ったところは綺麗にして帰るということは、ある意味当たり前で常識のことかなと思っています。
・・・記事の続き、その他のニュースはコチラから!
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く