『特別保存』対象の裁判記録 新たに大分地裁で「6件廃棄」発覚 最高裁が経緯調査へ(2022年11月26日)

『特別保存』対象の裁判記録 新たに大分地裁で「6件廃棄」発覚 最高裁が経緯調査へ(2022年11月26日)

『特別保存』対象の裁判記録 新たに大分地裁で「6件廃棄」発覚 最高裁が経緯調査へ(2022年11月26日)

 重大な事件記録が相次いで廃棄されていた問題を受けて最高裁で開かれた有識者委員会で、「特別保存」の対象となっていた裁判記録6件が大分地裁で廃棄されていたことが報告されました。

 最高裁では25日、事件記録の保存の在り方などを検証するため、外部の有識者による委員会が初めて開かれました。

 委員会では全国の裁判所で事実上、永久に保存する特別保存となっている重要な事件記録が合わせて1367件あったことが報告されました。

 しかし、そのうち6件は大分地裁で2月に廃棄されていたことが分かったということです。

 最高裁はこの経緯を調べる方針で、次回の委員会でも議論するとしています。

 また、1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の記録廃棄について、すでに当時の神戸家裁の職員ら30人余りから聞き取りをしていて、今後も調査を続けるということです。
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