きょうも各地で感染者“過去最多” 重症も増加 自治体の動き(2022年1月21日)
東京で9699人の新型コロナウイルス新規陽性者が判明。全国では4万7000人を超え、4日連続で過去最多を更新しました。こうしたなか、21日から東京など13の都と県で「まん延防止等重点措置」が新たに適用されました。
また制限の掛かる日々が始まります。
沖縄、広島、山口に加えて21日から1都12県で、まん延防止等重点措置の期間に入りました。
21日の東京都の新型コロナ新規感染者は3日連続の最多更新となる9699人。
直近1週間の感染者は前の週の約3.2倍です。
東京都・小池百合子知事:「国からは『頑張って下さい』と励ましの言葉も頂いておりますが、頂きたいのはやはり三種の神器であって、ワクチン、経口薬、中和抗体薬」「(Q.尾身会長の『人流制限より人数制限』というは発言が様々な波紋を呼んでいるが?)むしろ政府と分科会もしくは尾身先生の方で、そこは詰めて頂きたい」
熊本市内の高校で教師が座っているのが廊下。なぜかというと、2つの教室に分けた生徒に対して廊下から同時に授業をしているのです。
来週には、まん延防止措置の対象区域はさらに増えそうです。
大阪府健康医療部・藤井睦子部長:「大阪は10万人あたりで言うと、沖縄に次いで高い水準となっています」
21日、過去最多6254人の新型コロナ新規感染者が確認された大阪府。21日に対策本部会議を開き・・・。
大阪府・吉村洋文知事:「京都、大阪、兵庫、3府県一体で本日、国に対してまん延防止措置の要請をする」
そして静岡県、茨城県、福島県、北海道も要請を正式に決めました。
要請する方針の自治体も含めると、新たに対象区域となるのは47都道府県の半数以上に拡大します。
長野県・阿部守一知事:「きょう休校予定の学校、あるいは保育所の数が県内で合わせて89。社会機能を維持していくうえでも陽性者の数をなんとか抑制していくことが大変重要な局面」
大阪市の松井市長は・・・。
大阪市・松井一郎市長:「自宅で子どもの保護ができるご家庭については、保育所の通園を控えてもらいたいという要請を月曜日にはしようと思っています」
厚生労働省は21日、5歳から11歳向けのファイザー製ワクチンを特例承認しました。
子ども用のワクチンは接種する量が大人の3分の1で、海外の臨床試験では90.7%の有効性が得られています。
繰り返される行動制限の受け止めは様々です。
京都市民:「人流抑制とかって言うてはりますけど、それが観光都市京都にどういう影響を与えるのか、本当に考えてもらいたいです」
厚生労働省によりますと、全国の重症者は前の日より117人増えて404人になりました。400人を超えるのは去年10月以来です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く