東アジア首脳会談 ロシア“名指し非難”見送りか(2022年11月13日)
東南アジア諸国連合に加え、日本、アメリカ、ロシアなどが参加する東アジア首脳会議がまもなく始まります。ウクライナ侵攻を続けるロシアを名指しで非難する議長声明は見送られる公算が大きくなっています。
(久須美慎記者報告)
対面での開催は3年ぶりとなる会議はこの後およそ30分後に開かれる予定で、まもなくアメリカのバイデン大統領、そしてロシアのラブロフ外相が会場に到着する予定です。
12日に開かれた夕食会には、岸田総理やバイデン大統領、そしてプーチン大統領の代理としてラブロフ外相が参加しました。
他の首脳と同じく伝統衣装に身を包み、笑顔を見せるリラックスした場面もありましたが、各国との接触は最小限にとどまっていたとみられます。
そして、会議ではロシアによるウクライナ侵攻を巡り、まとめられる議長声明の中でロシアを名指ししての非難は避けられる見込みです。
ラオスやベトナムなどは国連のロシア非難決議を棄権していて、ロシアとの関係性を重視するこうした国の影響もあるとみられます。
決して一枚岩ではないASEANに加え、アメリカや中国、ロシアなど立場の異なる国々の意見の応酬する場面が予想されます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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