求人も激減…中国『独身の日』に異変 消費意欲の低下にゼロコロナ政策影響か(2022年11月11日)
数字の「1」が並ぶ11月11日は、中国では「独身の日」と呼ばれています。
毎年、この日に合わせて派手なイベントが開かれていましたが、今年は以前のようなショーアップされた雰囲気はありません。
国民の消費意欲は低いようで、流通総額は0.9~3.6%の増加にとどまり、去年やおととしに比べて大きく鈍化するとの予想が出ています。
江蘇省にある日雇い労働者が集まる街。大量の荷物を届けないといけないこの日は、仕事を求める人にとっては、これ以上ない“稼ぎ時”です。
しかし、こちらも例年通りとはいきません。
市民:「きのう、たくさん追い返されていた」「きのう、ゲート前で抗議していた」
毎年、独身の日を前に10月ごろから急増していた求人は、今年は激減。仕事をもらえない人が増えました。
消費意欲が下がっていることに加え、ゼロコロナ政策で、商品の出荷なども影響を受けていることが要因とみられています。
活気とはほど遠い、今の中国経済。ネット上には11日、こんな言葉が…。
「ポケットにはお金がなくてマスクしかない。貧乏貧乏貧乏」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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