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1商品100点程度しか販売しない、でも規模はユニクロ超え?中国発ブランド「SHEIN」の急成長を支える新ビジネスモデル|TBS NEWS DIG
今、若者を虜にしている中国発のファッションブランド「SHEIN」がショールームを公開。ユニクロを超えたともされる急成長の裏にあるビジネスモデルとは。
記者
「こちら、今週日曜日にオープンするシーインのショールーム、ずらっと並んだ洋服すべて、オンラインでの購入になります」
秋冬に使えるジャケットが2740円、高級感があるリングはなんと77円と、とにかく安さが売りのシーイン。
中国が発祥で、非上場のため売上高は公開されていませんが、一説には200億ドル=2兆8000億円前後。世界150か国で販売され、ユニクロを超え、ZARAやH&Mに迫る規模とも言われます。
「これ(スカート)とかシーインです。靴下も」
「つけている指輪。これもスマホの紐、これもシーインですね」
日本でもSNSを通じて、すでに浸透しているシーイン。ビジネスモデルの最大の特徴は、店舗がないこと。こちらは、あくまでショールームで、購入するのはスマホからです。
WEB上では毎日、数千点が新商品と出され、その多くが5000円以下。数百円の商品も多く存在します。商品は、中国にある巨大倉庫から消費者へ「個人輸入」という形で直送されるのです。
SHEINマーケティングマネージャー 石井つかささん
「大きくポイントは3つ、1つ目は少量生産、2つ目は生産量を最適化、3つ目が企画から発売までの期間を超短期化していること」
シーインは、1商品100点程度しか販売せず、SNSやリアルタイムの売り上げを分析し、追加で製造します。
商品の企画から発売までは、わずか2~3週間。AI=人工知能を活用し、他社のサイトやSNSなどから売れ行きを把握し、売れやすい商品を作る、最先端のテック企業だとの分析も。
一方で、一部では模倣品のトラブルが相次いでいるとの指摘もでています。
「かつてない」とされる最先端のウルトラファストファッション。さらに浸透するのでしょうか。
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