トランスジェンダーの女性「SOGIハラ」で労災認定(2022年11月11日)

トランスジェンダーの女性「SOGIハラ」で労災認定(2022年11月11日)

トランスジェンダーの女性「SOGIハラ」で労災認定(2022年11月11日)

 トランスジェンダーの女性が上司から性的指向などへの差別的言動、いわゆる「SOGIハラ」を受け、うつ病を発症したとして労災認定されました。

 SOGIハラスメントとは性的指向や性自認に対する差別的な言動や嫌がらせを行うことを指します。

 SOGIは性的指向、セクシャルオリエンテーションと性自認、ジェンダーアイデンティティーの頭文字から作られた言葉です。

 トランスジェンダーの女性:「(つらい状況におかれている人は)ぜひ証拠を取って泣き寝入りせずに戦っていってもらいたい」

 労災の認定を受けたトランスジェンダーの40代女性は勤務先で上司から執拗(しつよう)に「彼」と呼ばれたり、「女として扱ってほしいならさっさと手術でもなんでも受ければいいだろう」などと言われ、うつ病を発症しました。

 このことに対し、労働基準監督署は人格を否定する精神的攻撃が執拗に行われたと認め、労災と認定しました。

 担当した弁護士は会社側もどういった対応を取るべきか考えるきっかけになってほしいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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