福岡 送迎バス男児置き去り死亡 元園長らに有罪判決(2022年11月8日)
福岡県中間市で去年、保育園の送迎バスに炎天下、当時5歳の男の子が置き去りにされ熱中症で死亡した事件で、福岡地裁は元園長ら2人に執行猶予付の有罪判決を言い渡しました。
業務上過失致死の罪に問われたのは、双葉保育園の元園長・浦上陽子被告(45)と保育士の鳥羽詞子被告(59)です。
判決文によりますと、浦上元園長ら2人は去年7月、保育園の送迎バス内に倉掛冬生ちゃん(当時5)をおよそ9時間置き去りにし熱中症で死亡させました。
福岡地裁は、8日の判決で「園児を預かる立場にあるものとして極めて基本的な注意義務。過失は重い」と指摘。一方で「事実を認めて謝罪し、過失責任と真摯(しんし)に向き合っている」などとして2人にいずれも執行猶予付の判決を言い渡しました。
冬生ちゃんの母親:「(判決が)軽いなと。また同じ事故・事件が起こるんじゃないかと」
浦上元園長は判決後に取材に応じ、「申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉を述べました。
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