最大10万匹・・・ブリ稚魚大量死 津波が影響か? トンガ「15m津波」で3人死亡(2022年1月19日)
トンガの噴火の影響とみられています。
集められた死んだブリの稚魚。その数は7万匹になるといいます。
南種子町漁協・船川文博参事:「業者に来てもらい魚を見てもらったが、網にすれて死んでいるのは間違いないので、考えられるのはトンガの噴火の津波」
16日、鹿児島県の種子島でブリの稚魚の大量死が見つかりました。その前日、日本時間の15日午後に起こったのが・・・。
トンガの噴火でした。16日未明(日本時間)、種子島の南側では、最大70センチの津波が観測されています。
弱ったブリの稚魚は死に続けていて、漁協は、このまま10万匹が死ぬとみています。
南種子町漁協・船川文博参事:「(Q.被害額は?)今のところ7万匹くらい変死しているので、3000万円近くまでいく」
トンガからおよそ8000キロメートル離れた種子島にまで押し寄せた津波。
トンガの東およそ1万キロメートルのペルーでは、高波によって、思わぬ被害が起こっているといいます。
油の流出です。
AP通信によりますと、原油を運んでいた船が高波にあおられ、船から原油が漏れたというのです。
ペルー当局の話として、原油の影響は海岸1万8000平方メートルにも及ぶといいます。
一方、通信手段が寸断されたトンガ。トンガ政府が発生4日目でようやく初めての公式発表を行いました。
ロイター通信によりますと、トンガ政府は18日、津波は最大で15メートル、これまでに3人の死亡が確認されたと発表しました。
また火山灰によって、水の供給にも深刻な影響が出ているといいます。
オーストラリアメディアによりますと、オーストラリア政府もニュージーランドに続き、海軍の艦艇を派遣する準備を進めているといいます。
ただし、これから水や食料などの支援物資を積み込み、トンガに到着するには5日かかる見通しだということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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