韓国雑踏事故で2人更迭 事故前にソウル警察庁の幹部と所轄警察署トップが長時間不在(2022年11月4日)
韓国・梨泰院(イテウォン)の雑踏事故で、事故前にソウル警察庁の幹部と所轄の警察署トップが、ともに長時間、持ち場を離れていたことが分かりました。警察は2人の更迭を発表しました。
複数の韓国メディアによりますと、事故の当日、梨泰院を管轄する龍山(ヨンサン)警察署長は、事故発生前の午後9時前後から警備課長ら幹部とともに外へ食事に行き、現場付近に着いたのは事故後の午後10時半ごろだったということです。
ソウル警察庁の緊急通報に対応する「治安総合状況室」の担当者も、持ち場を離れて自分の事務室にいて、事故を把握したのは発生から1時間半後の午後11時40分ごろだったということです。
事故当日には発生のおよそ4時間前から「潰れて死にそうだ」など緊急通報が相次いでいました。
警察は、現場と本庁の責任者の長時間の不在が警備増強などの判断の遅れにつながったとみて、2人を更迭し、職務怠慢容疑などで調べています。
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