過度な仮装は注意・迷惑行為も…渋谷ハロウィーン(2022年10月29日)

過度な仮装は注意・迷惑行為も…渋谷ハロウィーン(2022年10月29日)

過度な仮装は注意・迷惑行為も…渋谷ハロウィーン(2022年10月29日)

仁科健吾アナウンサー
「午後8時半すぎのセンター街入り口です。かなりの多くの人が詰め掛けておりまして、身動きが取れないような状態になっています」

多くの若者たちが続々と集結していく渋谷の街。

小山颯ディレクター
「午後8時を過ぎた渋谷のスクランブル交差点です。仮装した多くの人々がセンター街の方へと向かっていきます」

人で埋め尽くされている渋谷センター街。

警備員
「この場に立ち止まらずに大変混雑しております。」

ハロウィーン本番まで、あと2日。
時間の経過とともに、渋谷は、物々しい雰囲気に包まれています。

仁科健吾アナウンサー
「信号が青に変わりました。警察官が規制線を使って人の誘導を行なっています。ものすごい人の量です。赤に変わりましたが、なおも渡っている人の姿が多くあります。歩道からはみ出ている方の姿です」

中には、こんな人たちも。

警察
「戻ってください、まだ赤です。」

赤信号にも関わらず、ピンク色の髪をなびかせた集団が交差点に入っていき、記念撮影しています。
そこへ警察が駆け寄り、注意をして、集団は歩道側へと引き返してきました。

警察
「間もなく信号が赤に変わります。」

人が多すぎて、青信号のうちに渡れません。

今年は3年ぶりに行動制限のないハロウィーン。
いつにも増した厳戒態勢が敷かれました。

小山颯ディレクター
「午後4時半です。渋谷に警察の大型車両が到着しました」
警察
「これからハロウィーン警備のため車両の移動をお願いします」
仁科健吾アナウンサー
「午後5時過ぎのセンター街です。今、やぐらの準備が行われています。おそらくこの上に警察官が乗って注意などを呼びかける予定となっています」

夕方からものものしい雰囲気になってきます。
警察はきょうから31日まで最大350人態勢で警備を実施。
渋谷区も職員だけでなく、民間の警備会社のスタッフ100人を動員し警戒にあたります。

仁科健吾アナウンサー
「午後6時前です。DJポリスのお立ち台の車が到着しました」
DJポリス
「間もなく信号が青に変わります。ゆっくりと前の方に続いて順序良くお進みくださいってい」

午後6時には警察官が警備を開始。
厳重な警戒態勢となりました。

迷惑行為を防止するため、今年から開始された対策もあります。

仁科健吾アナウンサー
「あれですね。白いカメラが設置されています。今年新たに設置された防犯カメラです」

センター街の入口や井の頭通りなど3箇所に、今年4月設置された防犯カメラです。
渋谷センター商店街振興組合では、この映像をHPで配信し防犯につなげることに加え、AI解析で画面内の人数を計測しほぼリアルタイムで通行人の数がわかるようにしています。
対策は渋谷の人が集まる場所以外でも…

仁科健吾アナウンサー
「渋谷駅のホームでは警備員、鉄道会社の職員による警備が行われています。厳戒態勢がしかれています」

渋谷駅にも乗り入れる京王線です。
ここで去年起きたのが、アメリカの人気作品バットマンに登場する悪役「ジョーカー」の仮装をした男が電車内で乗客を切り付け、放火しました。
その教訓をいかし、今年は今月14日から来月11日まで、車内の非常用設備などのPRグッズを配布。
29日から31日は警備員を増員するほか、他の乗客が不安を感じる仮装での乗車を控えるよう呼び掛けています。

京王電鉄鉄道テロ・災害対策担当:重岡剛雄課長
「仮装している方にも「私は危険ではないですよ」とPRすることにもつながるので、顔の大部分を覆って表情が見えないとか、視線がわからないとか.、お声がけすることがあると思います」

そんな中、渋谷には続々と仮装した人や見物客が集まってきます。

都内から来た人
「渋谷でてっぺんとろうと思って!やっぱり今日は渋谷に来るしかないでしょ。ハロウィーンだし。
Q.今日は渋谷で何する?
練り歩いてどうする?目立って目立って帰ります」
埼玉から来た人
「来るなら今だなと思って、バリ人多い!」

仮装する人たちの中にはこんな人も…

仁科健吾アナウンサー
「外国の仮装をした家族でしょうか、お子さんを連れている方もいます」
「今仮装している方々と写真を撮っています」

今月水際対策が大きく緩和されたため、外国人観光客が訪れていました。

アメリカから来た人
「Qみなさんはどちらから?
アメリカです
Q.観光客ですか?
はい
今のところそこまで人出も仮装も多くないですね。もっと仮装の人が出てくるのを待っています。安全に楽しみたいと思います」

こうした外国人のため、今年作ったものもあります。

小山颯ディレクター
「スクランブル交差点の街頭ビジョンです。いま英語のメッセージに切り替わりました」

英語で書かれたのは「公共の場所で飲酒を禁止する」という注意喚起です。
去年まで日本語のみの呼びかけでしたが、今年は外国人観光客用に作りました。

今年も渋谷区では、ハロウィーン期間中、午後6時から翌日の午前5時まで、渋谷駅周辺の路上や公園での飲酒を禁止に。
コンビニ店など、36の店舗に酒の販売を自粛するように協力を求めています。
しかし、禁止の場所で路上飲酒する人も。
路上飲酒の禁止区域では、渋谷区の職員や区から委託された民間警備会社のスタッフが飲酒を注意します。

山田直喜ディレクター
「さきほど注意を受けましたが、飲酒をやめる様子がありません」

警察によると、ハロウィーンの参加者は31日がピークの予想となっており、警備の強化も引き続き行われます。

サタデーステーション 10月29日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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