「言葉ではなく行動で国を一つに」スナク新首相 就任演説…英国民「将来に心配ない」(2022年10月26日)
イギリスのチャールズ国王に謁見(えっけん)したリシ・スナク氏(42)が、新首相に任命された。就任演説では、「言葉ではなく、行動で国を一つにする」と訴えた。
■経済安定&信頼回復「政策の中心に」
ロンドンのバッキンガム宮殿を経由して、首相官邸に現れたのは、イギリスの新首相に選ばれたスナク氏だ。
スナク氏は25日、チャールズ国王の任命を受け、イギリス史上初のアジア系新首相に就任した。就任演説では、こう述べた。
スナク氏:「新型コロナウイルスの余波は今も続き、プーチン大統領によるウクライナでの戦争によって、世界のエネルギー市場やサプライチェーンが不安定になりました。経済の安定と信頼の回復を政策の中心に据えていきます。これには今後、厳しい決断が伴うでしょう」
トラス前首相による政治や経済の混乱という課題を背負うこととなったスナク氏。
スナク氏:「新政府は、私たちの負の遺産を子どもや孫の世代に残しません」
■国民「イギリスの将来に心配はない」
ブルームバーグによると、今月末には、事態を打開するための財政計画を打ち出す予定だという。
スナク氏の就任について国民は、次のように話す。
イギリス国民:「彼は様々な仕事経験から、何をすべきか、大変さを理解している。イギリスの将来に心配はない」
そんな国民に対して、スナク氏は、こう述べた。
スナク氏:「私は言葉ではなく、行動で国を一つにします」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年10月26日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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