五輪汚職「ADK HD」社長ら3人逮捕 元理事も4回目(2022年10月19日)
東京オリンピックを巡る贈収賄事件で、東京地検特捜部は組織委員会の元理事に賄賂を渡したとして元理事に加え、広告大手「ADKホールディングス」の社長ら3人を逮捕しました。
ADKホールディングスの社長・植野伸一容疑者(68)ら3人は大会スポンサーの契約業務を巡り、組織委員会の元理事・高橋治之容疑者(78)に便宜を受けたいとの依頼をし、賄賂を渡した疑いが持たれています。
高橋容疑者はADKホールディングス側からの賄賂に加えて、ぬいぐるみの製造・販売を行う「サン・アロー」から大会マスコットを販売できるよう依頼を受け、合わせておよそ5400万円の賄賂を受け取った疑いが持たれています。
特捜部は、19日朝からサン・アロー本社や幹部の自宅などを捜索しています。
一連の事件で、高橋容疑者が逮捕されるのは4回目です。
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