「独裁者、習近平を辞めさせろ」北京で突然掲げられたスローガン 中国共産党大会を前に鎮静化に躍起|TBS NEWS DIG
中国共産党大会があさってから始まるのを前に、北京市内で習近平国家主席を批判するスローガンが掲げられ、衝撃が広がっています。政府は、情報統制を強めるなど鎮静化に躍起です。
これは、きょうインターネット上で広まった動画。警察官らが白い垂れ幕のようなものを撤去しています。実は、これ、きのう北京で突然掲げられた2枚のスローガン。1枚目には…
「PCR検査は要らない、ご飯が欲しい」
「ロックダウンは要らない、自由が欲しい」
「嘘は要らない、尊厳が欲しい」
このほかにも「“文革”は要らない、改革が欲しい」「習近平指導部は要らない、選挙が欲しい」「奴隷になりたくない、国民になりたい」とのメッセージが。そして2枚目には、「独裁者、習近平を辞めさせろ」と書かれていたのです。
先ほどの映像には、オレンジ色の服を着た男性が警察に連行される様子も。男性の身元や、その後どうなったのかは不明です。
記者
「ウェイボーの画面なんですが、スローガンのあった場所を検索しても、ご覧のように関連するものは何もでてきません」
鎮静化に躍起な中国政府は、関連する情報をシャットダウン。中国共産党の主張を発信する論客は、ツイッター上にわざわざ英語でこうコメント。
「中国の政治的安定は盤石である。多くの国民は、中国共産党の指導を支持している。これが中国の世論だ」
厳しい言論統制が敷かれる中で起きた今回の出来事に中国では衝撃が広がっていて、今後、締め付けがさらに強化される可能性も指摘されています。
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