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ウクライナ全土攻撃の狙いは?激化のトリガーにも(2022年10月11日)
10日、ウクライナ各地でロシアによる大規模なミサイル攻撃が行われました。首都キーウでは…。
街のあちこちから大きな煙が立ち上り、巻き込まれた市民が救助を待っている様子も…。
ウクライナ軍によると、10日午前にロシアから83発のミサイルがウクライナ各地に向けて発射され、うち45発を撃墜したということですが死者は19人、けが人105人に上っています。
なぜロシアは、ここまでの攻撃を仕掛けたのか。
その理由としているのが…。
クリミア大橋の破壊です。8日、ロシア本土とクリミア半島を結ぶこの橋で大規模な爆発が発生。
これについて、プーチン大統領は。
ロシア、プーチン大統領:「ロシアの重要な民間インフラの破壊を狙ったテロ攻撃であることに疑いの余地はない」
ウクライナによるテロ攻撃だと主張。
ウクライナ4州の「併合宣言」を受けて開かれた国連の緊急特別会合でも…。
ロシア、ネベンジャ国連大使:「クリミア大橋の破壊工作は、キエフ(キーウ)が何をしでかすかを明確に示している。私たちは、このような行為が報復されずに済むことはないと警告してきた」
ウクライナ全土への攻撃についてロシア側は橋を破壊した「報復攻撃」だとしています。
一方、各国からはロシアに対して非難が相次ぎました。そんななか、今後のウクライナ情勢を左右するかもしれない動きが…。
ベラルーシのルカシェンコ大統領がロシアとの合同部隊を配備することに合意したと明かしたのです。
ベラルーシは、これまでロシアと合同で軍事演習を実施したり、攻撃拠点を提供してきた一方、戦闘に参加することはありませんでした。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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