一夜にしてホーム“解体”…固定カメラが捉えた山手線工事(2023年1月7日)

一夜にしてホーム“解体”…固定カメラが捉えた山手線工事(2023年1月7日)

一夜にしてホーム“解体”…固定カメラが捉えた山手線工事(2023年1月7日)

「100年に1度」と言われる渋谷の再開発に合わせて、2015年から行われているJR渋谷駅の改良工事。

(青木梨央ディレクター 7日未明)
「今作業員の方が続々と渋谷の作業現場に向かいます」

およそ4000人が投入される今回の工事。作業は6日の終電後に本格的に始まりました。今回の工事では山手線外回りのホームを撤去し、線路を移設。外回りと内回りのホームを一つにして広くします。

サタデーステーションでは現場近くに固定カメラを設置し深夜の作業を撮影しました。午前1時半、工事は電気関連の作業から始まりました。

鉄道ジャーナリスト 梅原淳さん:「あそこで架線をつっているんです。そのつっているところからまず外していく」

そのころ、渋谷駅に近い建設会社の基地では、次の作業に向けた動きがありました。

「またさらに作業員が集まり始めました、この人たちも山手線の作業に向かいます」(青木梨央ディレクター 午前2時45分)

渋谷駅では…。

「午前2時47分です、作業員の方がホームに続々と集まってきました」(四宮謙太郎ディレクター)

鉄道ジャーナリスト 梅原淳さん:「これだけ人が来たってことはいよいよ全部外すとか何かやるんでしょうね」

午前3時。ホームの解体が始まりました。

(四宮ディレクター)「今、板がはがされました」
(梅原淳さん)「あんなに軽いんですね!あの板って」

鉄道ジャーナリスト 梅原淳さん:「これ相当な人海戦術で、1人が1枚の板を持って、しまう場所も決まっているようですので、そこへ向けて歩いて運んでいる」

使える機械が限られる中、作業は人力で進みます。一見、アナログな作業に見えますが…。

鉄道ジャーナリスト 梅原淳さん:「事前に何度もシミュレーションをしていると思う。みなさんの無駄な動きがまったく見られない。令和の中でも空前の規模の鉄道の工事って言っていいと思うんですね」

工事は9日の始発まで行われ、その間、山手線外回りの大崎~池袋間で運転を見合わせ、その他の区間や内回りでは本数を減らして運転します。

サタデーステーション 1月7日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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