「とにかく待って、待って…」水際緩和で念願の初来日 フランス人一家 寿司にセボン(2022年10月11日)
11日から、およそ2年半ぶりに海外からの観光目的の個人旅行が解禁されました。あなたは何しに日本へ。観光客に密着しました。
あなたは何をしに日本へ来たのですか。
アメリカ:「フィギュアはアメリカでも買えるけど、日本のほうが安いから買いやすいです」
オーストラリア:「日本は素晴らしい国だから美しいよ。ずっと来られなかったんです。まずラーメンを食べて餃子も食べたいな」
11日から新型コロナの水際対策が大幅に緩和され、観光目的の個人旅行がOKに。さらに、ビザなしでの入国も解禁されました。
インバウンド需要復活の追い風となっているのが、歴史的な円安です。
シンガポール:「円安の恩恵は大きいです。うれしい」
フランス:「総額100万円」
今月に入ってからも、円相場は1ドル145円台にまで値下がりしています。
久しぶりの日本。外国人観光客たちはどこへ向かうのでしょうか。
フランスから来た家族:「東京、大阪に行く予定です。その後は未定。旅は冒険だからね」
フランスから来た4人家族は念願の初来日。
フランスから来た家族:「日本に来たかった。とにかく入国できるのを待って待って待ち続けました」
家族は長期休暇を取りおよそ4カ月の旅。母国・フランスを旅立ってからインドネシアに1カ月半滞在。さらに、ニュージーランド。ニューカレドニアにそれぞれひと月過ごした後に今回の水際対策の緩和を待って日本へ。20日間滞在する予定です。
家族がランチに飛び込みで入ったのは東京・浅草橋の寿司店。弟のソラン君が、どうしても日本のお寿司を食べたかったといいます。
板前さんが、カウンターで生きたままのアワビを見せると…。本場の職人が寿司をにぎる様子に興味津々。
そして、念願だった日本の握り寿司が目の前に。すると、9歳のソラン君はフォークでマグロの握りを、ぐさり。そのまま、しゃりに醤油をたっぷりと…崩れてしまいます。
お父さんが心配するのも気にせず、ソラン君はぱくり。一方、お母さんは箸の使い方が上手です。
兄のオスカー君は、ワサビが大好きなようです。
フランスでは、自宅で手巻き寿司を作るほどのお寿司大好き一家。それぞれの食べ方で、本場の味を堪能します。
お腹がいっぱいになった後は秋葉原でショッピング。20日間滞在しますが、予定はあまり決めておらず、日本独自の文化を楽しみたいといいます。
母・オレーリーさん:「何よりも日本の文化を体験したい。日本の文化は様々な角度で人々を魅了しています」
父・ジュリアンさん:「僕たちは子どものころから日本のアニメを見ています。日本は距離としては遠いけど、それほど遠い存在とは感じていません」
「日本の文化に触れたい」。そう願う外国人客たちが、各地の観光地に押し寄せています。海外でも人気の、浅草・かっぱ橋道具街では…。
イスラエル:「これは何ですか?」「あなたの店は美しい」「イスラエルにはこのような食器はないのでデザインがとても美しい。すべての食器がユニークです」
小松屋・本健太郎社長:「大変な時期を2年過ごしてきたけど、やっと人が戻ってきたのはうれしい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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