クリミア橋で大規模火災 一部崩落、プーチン大統領原因究明を指示｜TBS NEWS DIG
ロシアが一方的に併合したウクライナ南部のクリミアとロシア本土を結ぶクリミア橋で大規模な火災が発生し、橋の一部が崩落しました。プーチン大統領は政府委員会を設置し原因究明を指示しています。
クリミア橋で8日、発生した大規模な火災について、ロシアの「テロ対策委員会」は「自動車道路でトラックが爆発し並走する貨物列車の燃料タンクに引火した」とし、橋の一部が崩落したと発表しました。プーチン大統領は詳しい原因と経緯を調べるため政府委員会の設置を指示。非常事態省のトップらが現地に向かうとしています。
ロシアにとって、クリミア橋はクリミア半島とロシア本土を結ぶ戦略的に重要な場所で、4年前の完成時にはプーチン氏自らトラックを運転し、開通をアピールしていました。
ロシアが一方的に設置したクリミアの議会トップは火災について、「ウクライナの破壊者が引き起こした」と主張しています。
一方、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は火災が報じられた後、「クリミア橋だ、これが始まりだ、違法なものはすべて破壊されなければならない」などとツイッターに投稿しました。ウクライナ側が火災に関与したかどうかは明らかにしていません。
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