【松戸女児】「戻ってきてくれた」家族が感じた奇跡と“感謝”(2022年10月7日)

【松戸女児】「戻ってきてくれた」家族が感じた奇跡と“感謝”(2022年10月7日)

【松戸女児】「戻ってきてくれた」家族が感じた奇跡と“感謝”(2022年10月7日)

 千葉県市川市の旧江戸川で遺体で見つかった南朝芽さん(7)について、家族が捜索への感謝と朝芽さんへの思いを発表しました。

 家族は朝芽さんのことを、こう振り返っています。

 朝芽さんの家族一同(きょう):「さやは小さい頃から食べられる物が少ない子でした。給食を食べることも大好きでしたが、家では好物の白ごはんと少しのおかずばかりを食べていました。言葉もほかの子に比べたら少ししか知りません。しかしさやは本当に邪気のない、たまらなく可愛い女の子です。さやは自分なりに自分が生まれてきたこの世界のしくみを理解し、さまざまな物に少しずつ触れるようになり、またさまざまな人と接していく中で時に私共を笑わせたり、時に慰めたりしてくれました。さやは、小学校に通い始めて、まだ半年も経っていませんでした。大好きな電車ももっと乗りたかったでしょうし、車だっていつか運転したかったでしょう。行ったことがない場所、食べたことのないもの、見たことのない景色がたくさんありました」

 “静けさ”が漂う7日の河川敷…。“ピンク色”でまとめた花束が手向けられていました。

 朝芽さんの家族一同(きょう):「さや、あなたがいなくなってから、たくさんの方々が何日もの間、眠れぬ夜にも私たちと一緒にあなたを探してくれました。行方不明になった日から2週間が経とうとしたとき、あなたが海に近い河口付近まで戻ってきてくれたと聞いた時は、家族の誰もが奇跡だと思いました。一度海に出たら、もう二度と会えることはないかもしれない、と覚悟を決めていたからです」

 そして最後は“感謝の言葉”で締めくくられています。

 朝芽さんの家族一同(きょう):「ご自身の日常生活を投げ打ってでもさやの捜索に最大限にお力を貸してくださった方々や、私共の見えないところで心を痛め、さやの無事を祈ってくれた方々に、私共は本当に支えられました。懸命な捜索にあたってくださり、未だに残る疑問点を今も尚捜査してくださっている警察の方々、力強く細やかなサポートをしてくださった市の職員の方々、そして数えきれないほどの民間ボランティアの方々に、皆様のお心遣いに心から感謝を申し上げます。どうか、これから私共家族がさやを無事に見送り、時に振り返りながら日々を少しずつ前に進めてゆけるように、皆様にはそっと見守っていただきたいです」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事