誰でも宇宙に!?米企業“宇宙旅行”発表…「ベテランとして支え」若田光一さん宇宙へ(2022年10月6日)
日本時間6日午前1時ごろ、宇宙飛行士・若田光一さん(59)が5度目の宇宙飛行に旅立った。そんななか、宇宙旅行をプチ体験できるプランが登場し、注目されている。
■「ベテランとして支える」若田さん以外“初飛行”
日本時間6日午前1時、アメリカの民間宇宙船「クルードラゴン」5号機が打ち上げられた。
この宇宙船に搭乗したのが、日本人最多5度目の宇宙飛行となる若田さんだ。
若田さん:「非常にスムーズな打ち上げでした。この調子でチームワークを持って頑張ります」
今回、若田さんの他に、アメリカ人2人とロシア人1人が搭乗する。
ロシア人宇宙飛行士が、アメリカの民間宇宙船・クルードラゴンに搭乗するのは初めてとなる。
ロシアのウクライナ侵攻で、アメリカとロシアの間で緊張が高まるなか、宇宙分野での協力姿勢は維持された形となった。
今回の宇宙飛行で若田さんに課せられたミッションの一つは、「ベテラン」としての役割。他の飛行士は、いずれも今回が初飛行だからだ。
若田さん:「3人のルーキーの仲間がいますけども、少しでもトランジション(宇宙への順応)が簡単になるように、ベテランとして支えていきたいと思っています」
若田さんは半年間、国際宇宙ステーションに滞在し、月や火星の探査に向けた実験を行う予定だ。
■“宇宙旅行”計画…訓練も体重制限も“ナシ”
5度目の宇宙へ旅立った若田さんだが、私たちが宇宙に行ける日も近いかもしれない。
アメリカのベンチャー企業スペース・パースペクティブ社が、驚きの“宇宙旅行”を発表した。それが「年齢制限なし」「体重制限なし」「事前トレーニングなし」。そして、ネット接続が可能な「Wi-Fiあり」というもので、軽食付きだという。
この旅は、宇宙船を打ち上げるのではなく、水素で浮かぶ気球型の乗り物で向かう。
乗客8人を乗せることができる気球型宇宙船は、およそ2時間かけ、高度30キロの成層圏まで上昇し、およそ2時間、“宇宙の入り口”での滞在を楽しめる。その後、また2時間かけて、下降していく合計6時間の旅になるという。
高度30キロなので、無重力体験はできないそうだが、「地球が青い」ことは確認できるそうだ。
気になる費用は、およそ1800万円。高級車と同じくらいの値段で行けるという。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年9月29日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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