「KAZU1」きょう海上に 不明者手掛かりは依然なく(2022年5月24日)
北海道の知床半島沖で沈没した観光船は、24日午後にも斜里町の沖合で海の中から台船の上に引き揚げられます。
(中村智昭記者報告)
斜里町の海の前にいます。斜里町は朝から深い霧に包まれていましたが、約1時間前から少しずつ霧が晴れてきました。
しかし、沖合の方を見ますと、まだはっきりと見渡せるような状態ではありません。
24日、ここからおよそ8.5キロ先の沖合で観光船「KAZU1」が午後にも引き揚げられる予定です。
現在、「KAZU1」は船体を傷付けないよう、非常にゆっくり、時速0.7キロほどで曳航(えいこう)されていて、斜里町沖合への到着は夕方以降になるとみられています。
「KAZU1」は事故から1カ月となる23日、水深20メートルまでつり上げられ、夕方に斜里町沖合への曳航が始まりました。
到着後は台船の上に引き揚げられ、早ければ26日にも網走港に陸揚げされます。
「KAZU1」が沈没した現場海域では24日も行方不明者の捜索が続いていますが、新たな手掛かりは見つかっていません。
※「KAZU1(ワン)」は正しくはローマ数字
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