旧統一教会5度目の会見 「実態と違う」激しい応酬も(2022年10月4日)

旧統一教会5度目の会見 「実態と違う」激しい応酬も(2022年10月4日)

旧統一教会5度目の会見 「実態と違う」激しい応酬も(2022年10月4日)

 登壇したのは、またもやテッシーこと勅使河原秀行本部長でした。

 教会改革推進本部・勅使河原秀行本部長:「まず国民の信頼を得ることが一番重要。過剰な献金や宗教2世の問題に取り組んで、そういった問題が起きないようにしていくのが一番大事」

 会見の冒頭、献金に10分の3の基準を設け、超える場合には記録を残すなど高額献金の対策を公表。

 しかし、説明と実態の間にだいぶ溝があるとの指摘が。

 教会改革推進本部・勅使河原秀行本部長:「(Q.献金は信者が喜んですると言うが、信者でない家族にとって献金は家庭を破壊している?)9月22日の会見の時に従来のコンプライアンス宣言から追加した項目として、過度な献金を定義した。本人及び家族が通常の社会生活が行えない程度、借金をして献金する程度は禁止事項だと明記した。今後そういうことは起きないように指導します」「(Q.過去の過度な献金についての対応は?)もちろんそれが相談という形で正式なルートで上がってくれば、何年前のものだろうが、耳を傾ける必要があると思う。ただ、どういう具体的な対処が適切なのかはケース・バイ・ケースなので」

 そして、自民党議員を中心に次々と浮上する教会と政治の関わり。

 逆風が強まるなか、岸田文雄総理は3日、所信表明演説で旧統一教会を名指しして問題に取り組む姿勢を強調しました。

 岸田文雄総理大臣:「旧統一協会との関係については、国民の皆様の声を正面から受け止め、説明責任を果たしながら信頼回復のために各般の取り組みを進めて参ります」

 教会改革推進本部・勅使河原秀行本部長:「(Q.国会で岸田総理が教団を実名で言及し、悪質商法などの問題に万全を尽くすと発言しているが?)まずこれは重く受け止めて、一国の総理大臣から言われないように、変わっていく努力を継続するしかない」「(Q.『国民の宗教』となるために政界に影響力を増していく目標があり、反社会性が強く疑われている教団が政界工作で不安を抱く国民が多くいるが?)その中には理念や私たちの考え方はほとんど横に置かれて、特に様々なトラブルに派生してる部分が強調されていると思うが、様々な批判をされてる状況では何をやっても難しいので、まず内部改革を行い、しっかりとした誰からも批判されない宗教になっていく。そこを取り組むのが第一」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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