美容院で「会話したくない」客6割…極力減らす「黙カット」 美容師にも好評(2022年10月4日)

美容院で「会話したくない」客6割…極力減らす「黙カット」 美容師にも好評(2022年10月4日)

美容院で「会話したくない」客6割…極力減らす「黙カット」 美容師にも好評(2022年10月4日)

 オリコン・モニターリサーチが、10代から60代の男女を対象に「美容院・理容院で、スタッフとの会話を楽しみたいですか?」と聞いたところ、「会話したくない」と答えた人は58%と、6割近くに上ることが分かりました。

■“したい派”…会話も目的の一つ

 「会話したくない」派 
 10代女性:「自分の時間を過ごしたい」
 50代男性:「髪を切ることに専念してほしい」

 一方、42%にとどまった「会話したい」派は…。

 「会話したい」派
 40代女性:「あまり静かすぎるのも緊張してしまう」
 40代男性:「フレンドリーなほうが、気軽に髪の相談もできる」

 街の人からも、様々な声が聞かれました。

 50代女性:「(会話は)あまりしません。くつろぎたいし、ゆっくりしていたいし。唯一、ゆっくりできる時間なので…。プライベートなことを聞かれるのは、すごく嫌です」

 30代女性:「(会話を)私はします」「します」「盛り上がりたいから」「前回行った時から、今回行った時までの出来事とかをお互い伝え合って」「(Q.会話・コミュニケーションはどのくらい大事か?)8割くらい大事」「私も8割くらい…」

 20代男性:「(会話を)しません。なるべく話したくない。ぼーっとしていたい。話を合わせたり、盛り上げたりするのに、そこに頭を使いたくないので。なるべく話さないようにしている」

 会話も美容院へ行く目的の一つという声がある一方、今や半数を超える「会話したくない派」からは、関心のない内容を振られ、話を合わせるのに困るという声が上がりました。

■“黙カット”美容師からも好評

 そんなニーズから生まれたサービスが、美容師との会話を極力減らす「黙(もく)カット」です。

 5年ほど前に導入したという美容院の代表は、初めは不安な気持ちもあったと話します。

 Dua・宮俊雄代表:「(口コミで)会話が少なくて、すごく快適でしたとか。あまり会話をしないで、施術をして帰っても大丈夫なのかなと思うが。次にしっかり来店されるので、正解だったのかなと」

 いざ導入してみると、客側からだけでなく、所属する美容師からも、会話が少ないほうがカットなどに専念できると好評だといいます。

 宮代表:「(私自身は)お客さんとの会話を通じて、お客さんとの関係を築いてきたような美容師なので。それがいらないとなると、時代が変わったという印象がある」

(「グッド!モーニング」2022年10月4日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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