企業向けサービス価格指数 18カ月連続上昇 貨物や旅客の輸送費値上がりが要因 日銀(2022年9月27日)
企業向けに提供されたサービスの価格指数が18カ月連続で前の年を上回りました。
日銀が発表した8月の企業向けサービス価格は1年前と比べて1.9%上昇し、2015年を100とした指数で107.1となりました。
上昇幅は半年ぶりに縮小したものの、18カ月連続で前の年を上回りました。およそ21年ぶりの高い水準が続いています。最大の要因は貨物や旅客の輸送費の値上がりです。
世界経済の回復や、国内で夏の行動制限がなくなり需要が増したなか、ウクライナ情勢による供給制約や燃料費の高止まりが影響しました。
宿泊サービスや職業紹介サービスでは、人件費上昇の影響もあるということです。
サービス価格は4月や10月など年度の半期の節目で改定されることが多く日銀はコストの負担を反映する可能性がある10月の価格の動きを注視したいとしています。
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