ハリケーン「フィオナ」がカナダ東部を直撃 家が海に流され大規模停電も|TBS NEWS DIG
嵐の中、激しい波に飲み込まれる家屋。カナダ東部、ニューファンドランド・ラブラドール州で24日撮影された映像です。
この日、強い勢力を保ったまま温帯低気圧となったハリケーン「フィオナ」がカナダ東部を直撃しました。
CBC=カナダ放送協会によりますと、ニューファンドランド・ラブラドール州では最大瞬間風速49メートルを観測。家屋が倒壊し、海に流されるなどの被害も出ていて、73歳の女性が遺体で発見されました。
消防士
「ここにあった家が波で土台から完全に引き剥がされるのを見ました。そして、私たちが立っている場所の後ろにも家があったのですが、それも完全になくなりました」
地元住民
「(避難先から)きょう戻ってきて、この状況を見て胸が張り裂けそうです」
倒木や冠水などの被害は大西洋沿岸の複数の州にわたり、大規模な停電も発生。数十万人の住民が影響を受けているということです。
被害を受けて、トルドー首相は…
カナダ・トルドー首相
「私は日本での国葬には参列しません。そして、政府はこの大きな嵐を受けて、国民を支援するために全面的に取り組んでいます」
災害対応のため、先週、表明していた安部元総理の国葬への出席を取りやめると発表。代わりにシャンパーニュ革新・科学・産業相が参列する予定です。
ロイター通信によりますと、カナダ政府は倒木やがれきの撤去のため、軍の部隊を派遣するということです。
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