ロシア軍がザポリージャ原発を軍事化 ウクライナの奪還困難に(2022年7月12日)

ロシア軍がザポリージャ原発を軍事化 ウクライナの奪還困難に(2022年7月12日)

ロシア軍がザポリージャ原発を軍事化 ウクライナの奪還困難に(2022年7月12日)

 ロシア軍が制圧したウクライナ南部にあるヨーロッパ最大の原発が軍事要塞化され、奪還が難しくなっていることが分かりました。

 ウォールストリート・ジャーナルによりますと、ロシア軍はウクライナ南部のザポリージャ原発に手投げ弾や重火器を装備した兵士、およそ500人を駐留させています。

 ザポリージャ原発は、ヨーロッパ最大で「メルトダウン」が発生すれば、チョルノービリ原発の10倍もの被害になると推定されています。

 ロシア軍は原子炉を冷却する貯水池に沿って対人地雷を敷設していて、ウクライナ軍が砲撃などで反転攻勢に出づらい状況です。

 今も原発技術者ら40人以上がロシア軍に拘束されていて、家族が身代金を要求された例もあり、原発を巡る緊張は長期化する見通しです。
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