3人の同居女性に暴行や脅迫か　被告の男、涙ながらに「10年以上一緒にいる中で調子に乗っていた」

3人の同居女性に暴行や脅迫か　被告の男、涙ながらに「10年以上一緒にいる中で調子に乗っていた」

　滋賀県大津市で同居していた3人の女性に対し、パイプ椅子で殴ってけがを負わせたり脅迫したりしたなどの罪に問われている男の初公判が25日開かれ、男は起訴内容を認めました。

　起訴状などによりますと、大津市の設備業、山森健被告（44）は今年3月から5月にかけて、同居していた27歳の女性に対し、パイプ椅子や拳で殴りけがを負わせたなどのほか、同居していた別の36歳と37歳の女性に対しても、「蹴り殺すぞ」などと脅迫した罪に問われています。

　この日の初公判で、山森被告は「間違いありません」と起訴内容を認め、「10年以上一緒にいる中で調子に乗っていた部分があった」と涙ながらに話しました。

　弁護側は、山森被告が反省し、今後カウンセリングを受けるなどとして情状酌量を求めました。一方、検察は「日常的に暴言や暴力を繰り返し犯行は執拗かつ悪質」として懲役3年を求刑しました。判決は10月10日に言い渡される予定です。

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