イランでスカーフ着用めぐり拘束された22歳の女性、3日後に死亡 警察が暴行か…抗議デモ続く｜TBS NEWS DIG
イランで髪を覆うスカーフを適切に着用していなかったとして拘束された女性が死亡しました。警察の暴行が疑われていて、抗議の動きが広がっています。
地元メディアによりますと、イラン西部出身のマフサ・アミニさん（22）は今月13日、訪問していた首都テヘランで、髪を覆う「ヒジャブ」を適切に着用していなかったとして警察に拘束されました。
アミニさんは3日後、病院に運ばれ死亡しました。警察はアミニさんが「心臓発作を起こした」として警察署内で倒れる映像を公開しましたが、遺族は「頭の骨が折れていた」と主張。
警察による暴行を疑う声が強まり、テヘランや出身地で抗議デモが続いています。
イランでは、女性は公共の場で髪を隠すことを義務づけられていて、保守強硬派のライシ政権下では取り締まりが強化されていました。
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