輸入食材“6割高騰”で飲食店悲鳴…止まらない円安(2022年9月17日)

輸入食材“6割高騰”で飲食店悲鳴…止まらない円安(2022年9月17日)

輸入食材“6割高騰”で飲食店悲鳴…止まらない円安(2022年9月17日)

3年ぶりに来場者を迎えての開催となった『東京ゲームショウ2022』

報告:仁科健吾アナ
「それではゲームの世界観に没入していきます」

最先端のゲームが観客を魅了する中、ここにも円安の影響が影を落としていました。
海外でも絶大な人気を誇るプレイステーション5は、5500円の大幅値上げに。
物価高によるコストの上昇などに加え、24年ぶりとなる急激な円安が追い打ちをかけています。

ゲーム関連の周辺機器を扱うメーカーは。
部品は、輸入に頼っているため影響は大きいといいます。

エレコム通電技術開発部 清水光則課長
「結構厳しいですね。ただ、単純に値上げをしていくという話だとお客様の満足につながらない。部品を追加するという所でないところの付加価値を見出していかないといけない。」

痛手を被っているのはゲームメーカーだけではありません。こちらのゲーム用チェアは、海外からの輸入品。それ故に…

ルームワークス 花田俊祐代表
「輸入会社にとっては一番収益にもかかわる問題ですから、安定した為替というのは輸入会社としては望む所です。」

輸入食材がメインの飲食店からは、悲鳴が…

こちらは、横浜市内にあるアンガス牛の熟成肉が人気のステーキ店。

Q.円安の影響は大きい? 
バリューテーブル 伊藤健太郎さん
「仕入れの食材の値上がりという所で影響は大きく出ていますね。アンガス牛に限らず、色んな国の牛肉を使っているのですけども、一番大きいところでいうと60%ぐらい牛肉の値段が上がっています。」

ランプ肉の仕入れ値は今年初め1ドル110円台だった時の1キロ1400円から、140円台に入った8月末には2100円に。
去年の同じ時期と比べると、仕入れ値は、およそ60%も上昇。150円に近付くと、深刻な事態になると危惧しています。
というのも…

バリューテーブル 伊藤健太郎さん
「まずこちらにあるイタリア産の塩ですね、他にも調味料でいうと、こちらのビネガー系だったり、あとはオリーブですね。あとはスパイス系でも値上がりしておりまして、ここら辺の輸入のパプリカパウダーとかも値上がりしている調味料になります。お肉以外でも結構大きい影響を受けています。」

サタデーステーション 9月17日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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