英・エリザベス女王の棺 ロンドンのウェストミンスターホールに 一般弔問始まる|TBS NEWS DIG
8日に死去したイギリス・エリザベス女王のひつぎは、ロンドンのウェストミンスターホールに移されました。一般市民による弔問が夜通しで行われ、外には長い列が続いています。
ロンドンの国会議事堂の建物にあるウェストミンスターホールに運び込まれるエリザベス女王のひつぎ。王室の旗に包まれ、王冠と白いバラの花輪が置かれてます。
まず、礼拝を行ったのはチャールズ国王や孫のウィリアム皇太子、そしてヘンリー王子夫妻の姿も。
その後、一般市民による弔問が始まり、最後の別れを告げています。一番乗りした人たちは、弔問が始まる12時間前から並び始めたと話していました。
弔問に訪れた市民
「(Q.何時に来ました?)(昨日の)午前2時よ。ホールに入った瞬間に何か感じたわ。ひつぎを見たらこみあげてきてしまって」
「女王がテレビで話したり、手を振ったりしているのを思い出して、もう見られないかと思うと胸がいっぱいになりました」
記者
「エリザベス女王のひつぎが安置されている、ここウェストミンスターホールでは、一般市民による弔問が24時間にわたって行われています」
イギリス政府によりますと、追悼に向かう人々の行列は開始から半日以上たった今も、およそ4キロにわたって続いています。多くの人が訪れている弔問は、こんなところにも影響を及ぼしています。
記者
「ウェストミンスターホール近くにあるこちらのホテルでは、女王の弔問に訪れる人が増えたため、宿泊料金が通常の3倍近くに跳ね上がっているということです」
こちらの4つ星ホテル。ダブルベッド1部屋の宿泊料金は、通常1泊5万円ほどですが、エリザベス女王の弔問で利用する人が急増したため、1泊14万円に値上がりをしているということです。
一部のイギリスメディアによりますと、75万人以上が最後の別れを希望しているとみられていますが、実際に弔問できるのは、時間の都合もあり、35万人ほどとみられています。未明にはこんな出来事も…
記者
「突然、音楽隊による演奏が始まりました。おそらくですね、国葬に向けてのリハーサルが行われているものとみられます。今、真ん中を動いている大きな緑の車輪の大砲の台があると思うんですが、あれがですね、エリザベス女王のひつぎがのる大砲台だと思われます」
弔問は国葬が営まれる19日朝まで続けられる予定です。
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